ビジネスローンでいくらまで借りられる?審査は厳しい?

起業中の方や個人事業主の方であれば、一度はビジネスローンという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。その名の通り、会社や個人事業主がお金を借りることができる金融商品ですが、銀行から企業がお金を借りる法人融資とはどのように異なるのでしょうか?

今回の記事では、最近カードローン業界で注目のビジネスローンについて詳しくご紹介します。これから起業予定の方や資金繰りで困っている方、是非目を通してみてください。 

1.ビジネスローンとは

ビジネスローンとは、カード一枚でお金を好きな時に借入・返済できる法人向けのカードローンのことです。

カードローンが個人向けのローンであるのに対し、

ビジネスローンは比較的中小規模の会社や個人事業主向けのローン

という位置づけとなっています。一度審査に通り手元にカードがあれば、コンビニにあるATMからお金を引き出すことができるので、資金繰りで手元に現金がない時にも安心です。また、売掛金に対しての回収が遅れているが、従業金の給料を支払わなければならない、なとの理由で、ビジネスローンにとりあえず申し込みカードを作っておく、という方も多くいます。

(1)どんなビジネスローンがあるの?

現在、ビジネスローンはモビットや消費者金融系のビジネスパートナー、信販系のオリックスなど30以上の商品が軒を連ねています。注目すべきことは、ビジネスローンで人気の会社が個人用のカードローン人気の会社と同じではないという点です。どういうことかというと、個人向けカードローンの会社は個人を対象にしているため、CMや交通広告で広く名前が知られています。例えば、アコム、モビット、みずほ銀行、三井住友銀行などです。これに対し、ビジネスローンで人気の会社は現在ビジネスクト、ビジネスパートナー、アサックス、などの一般人には一見して馴染みがない会社名ですが、業界中で評判が高く審査通過率も高い会社があります。

(2)借入額が高額な場合は各種法人書類の準備を

全般的に、借入額が高い(~1,000万円)と申し込みに際し各種書類の準備が必要です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

  • 代表者の本人確認書類(免許証やパスポートなど)
  • 決算書
  • 確定申告書(個人事業主)

借入額がそれほど高額でない場合(~100万円)は、以下のようなものを準備しておきましょう。

  • 代表者の本人確認書類(免許証やパスポートなど)
  • 代表者の実印

この他に、ビジネスローンの会社によっては印鑑証明書や決算書、源泉徴収票を求める場合もあります。

2.法人ローン・コーポレートカードとの違い

ビジネスローンという名前から、新規で会社を立ち上げる際の融資(法人ローン)と考える方もいることでしょう。新規で銀行からまとまったお金を借りるとすると、事業計画や自己資本金といったハードルがあり借入額も非常に高額です。ビジネスローンは、あくまで法人向けカードローンの立ち位置ですので、最大でも500万円程度の借入額となりその分利子も比較的高めです。少額をすぐに借入して、短期間で返済したい、という法人にぴったりの商品です。

なお、ビジネスローンでは会社や個人事業主の代表者にビジネスローン専用カードが送付されます。カードということで、従業員向けのクレジットカード(=コーポレートカード)と思われる方もいらっしゃいますが、ビジネスローンのカードは原則従業員向けのものではありません。

3. ビジネスローンのメリットとデメリット

ここまで簡単にビジネスローンについてご紹介しました。次に、ビジネスローンのメリットとデメリットについてみていきましょう。

(1)メリット

①審査が通りやすい

個人ではなく法人が対象ですので、法人を作ることができたという信用が加味され比較的審査が通りやすいカードローンです。ビジネスカードローン会社の提示する条件を満たし、本人確認書類などの書類をきちんと提出できれば、審査に通る可能性は高いでしょう。

②審査期間が短い

申し込みから審査終了までは、消費者金融であれば最短60分、銀行系のものでも最長3営業日で審査は終了します。申し込みはオンラインでできるものが多く、スピーディに取引できるのが魅力です。

③担保・保証人が不要

原則、担保・保証人が不要で借入ることができます。何百万のお金を無担保で借り入れることができるのは、ビジネスカードローンならではの強みです。その代わり、前述でお伝えした通り、代表者の本人確認書類などの書類提出は必要です。

④総量規制の対象外

総量規制とは、ざっくり言って「お金を借りる時はあなたの年収の3分の1以下になりますよ」、という制限です。個人向けのカードローンの場合、この総量規制という法律が対象になるため借入額が希望通りにいかないといったパターンもあります。しかし、法人向けであるビジネスローンであれば、この規制の対象外です。

(2)デメリット

①金利が比較的高い

個人向けのカードローンは、低金利なものでは一桁の年利の商品もありますが、ビジネスローンの年利は標準で~15%または~18%と高めです。

②借入限度額が低い

ビジネスローンで借りることができる額は、~500万円程度です。個人であれば、この額が十分な額といえますが、ビジネスで500万円の使い道は大規模な利用には不向きです。あくまで、毎月のランニングコストの一部に使っていくという使い方がよいでしょう。

③会社により条件が厳しい

ビジネスローンの会社によりますが、創業してから1年以上経過していること、未納の税金がないこと、など一定の条件をクリアしていないと申し込みできない会社があります。

まとめ

ビジネスローンは、カード一枚で現金を何度でも借入できるため、一枚作っておくと安心できる便利なカードです。その反面、金利が高めで総量規制の対象外であるため安易に借入せず、あくまで緊急用と割り切って上手に使っていきましょう。

ビジネスローンは利用しやすいため、利用者している方も多いと思いますが、金利が高いため、本来であれば、日本政策金融公庫や、信用金庫、地方銀行、メガバンクなどからお金を借りた方がよいでしょう。これらの金融機関から借りられなければビジネスローンを利用するしかないケースもあるとは思いますが、永遠に利用し続けるべきものではないはずですので、ビジネスローンの借り入れを日本政策金融公庫などからの借り入れに変更するための準備をしておくことが、会社を継続させるためには必要なこととなるでしょう。

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