パート社員を上手に雇用することで、社会保険料が大幅削減

パート社員を上手に雇用することで、社会保険料が大幅削減

正社員を雇うのと、パート社員を雇うのでは会社の社会保険料負担額に大きな差が出てきます。今回の記事では、社会保険料を削減するためにパート社員を上手に雇用する方法をご紹介致します。

パート社員を上手に雇用することで、社会保険料が大幅削減

1.なぜパート社員を雇うことで社会保険料が削減できるのか?

社会保険に加入しなければならない要件は、正社員の3/4の労働時間があることです。 具体的な要件は以下の通りです。

1日の所定労働時間が正社員の3/4以上であること 1ヶ月のうち、正社員の3/4以上出社していること 基本的に週4日出社し、1日平均6時間以上働いている方は社会保険加入の要件を満たすとお考え下さい。 例を使ってご説明させて頂きます。

 

(例) 株式会社ガイドでは、 正社員の方の労働条件は、 1日8時間労働 週40時間労働 1ヶ月21日出社 です。

 

《パート社員1の労働時間》

1日6時間労働 月に16日出社 6時間 / 8時間 ⇒3/4 以上 16日 / 21日 ⇒3/4 以上

よって、この方は、社会保険に加入しなければなりません。

 

《パート社員2の労働時間》

1日5時間労働 月に22日出社 5時間 / 8時間 ⇒3/4 以下 22日 / 22日 ⇒3/4 以上 毎日出社してもらっても、労働時間が3/4以上とならないため社会保険に加入する必要はなくなります。

【ポイント】

・毎日出社してもらっても1日の勤務時間が5時間であれば、社会保険加入義務なし

・毎日8時間働いてもらっても、1ヶ月で15日以内の出社に押さえてもらえば社会保険の加入義務はありません。

2.パート社員だから社会保険に加入出来ないという説明は嘘!?

社会保険の加入条件を満たした方が、社会保険に加入したいと、企業に伝えても、加入出来ないと言われてしまうことがあるようです。

これは、2つのことが考えられます。

(1)会社全体が社会保険に加入していない場合

本来は、会社を設立した場合、社会保険に加入する必要があります。しかし、加入しなくても、問題がないわけではないのですが、お咎めがない状態となっております。会社の従業員全員が社会保険に加入していなければ、社会保険の加入条件を満たしていても加入させないことはあるでしょう。

(2)加入条件を間違えている場合

パートの社員は社会保険に入れなくてよい!と経営者が勝手に判断している会社もあるようです。パートだから加入させなくてよいという考え方はありません。条件を満たせば加入させなければならないのが正しい考え方です。

まとめ

パート社員が日本では増加しているとよくニュースで見ますが、社会保険料という費用を削減しなければ生き残れない会社もあるため、パート社員が増加してしまうのも仕方のないことかもしれません。

社会保険料を削減するために、正社員の労働時間を複数のパートさんに働いてもらう方法を検討すべき会社もあるのではないでしょうか。

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