人材開発支援助成金~キャリア形成支援制度導入コース~で助成金を受給しよう

人材開発支援助成金~キャリア形成支援制度導入コース~で助成金を受給しよう

旧キャリア形成促進助成金は平成29年4月に改正され、人材開発支援助成金に名前が変わりました。今回は人材開発支援助成金のコースの一つである「キャリア形成支援制度導入コース」についてご紹介します。

1.キャリア形成支援制度導入コースとは

人材開発支援助成金~キャリア形成支援制度導入コース~で助成金を受給しよう

近年、社会のIT化や国際化が迅速に進む中で、企業が社会の変化についていくために人材育成を行うことがとても重要になっています。授業員に対し訓練を行ったり、人材育成のための制度を導入したりすることで従業員の技術向上につながり、会社の生産性もアップするでしょう。キャリア形成支援制度導入コースでは、要件を満たした人材育成を行う会社に対し、継続した人材育成を行えるように助成金の支給を行っています。

支給要件や支給対象の取組みを知って、助成金を大いに活用しましょう。

2.支給対象の人材育成制度

キャリア形成支援制度導入コースでは以下2つの制度を行った場合に助成金を受給することができます。

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(1)セルフ・キャリアドック制度を導入・実施

従業員が主体となってキャリアプランを考え、キャリアプランに沿って働く意欲を向上するための相談である「キャリアコンサルティング」を定期的に実施するセルフ・キャリアドック制度を導入し実施した場合

(2)従業員に教育訓練休暇制度か教育訓練短時間勤務制度取得の制度の導入・実施

3.受給額や助成金適用人数・日数

(1)受給額

キャリア形成支援制度導入コースでは生産性要件を満たした場合、受給額が増額されます。

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(2)コース適用人数

キャリア形成支援制度コースを申請する場合、事業所における雇用保険被保険者を以下の決まった人数に対して実施する必要があります。

また、最低適用人数に関しては制度を導入・適用の際に雇用保険被保険者数が最低適用人数を満たしている必要があります。

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(3)コース適用日数

教育訓練休暇等制度を実施する場合、上記の適用人数に応じた日数以上の教育訓練休暇を従業員が取得する必要があります。

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4.コース利用の注意事項

キャリア形成支援制度コースを利用する際の注意事項を確認しましょう。

・キャリア形成支援制度コースは1事業主につき1回のみ受給可能です。

・過去に企業内人材育成推進助成金(キャリアコンサルティング制度導入助成)またはキャリア形成促進助成金(セルフキャリアドック制度助成)を利用したことがある事業主の方は人材開発支援助成金(セルフキャリアドック制度導入助成)を利用できません。

その他の注意事項は厚生労働省のホームページで確認しましょう。

5.支給対象の事業主

キャリア形成支援制度コースを利用する場合、雇用保険適用事業所の事業主であり、人材育成制度を導入し提出した計画に沿って制度を実施した事業主である必要があります。

また、職業能力開発推進者を選任し、助成金の審査に際し必要な書類を整備し労働局の要請があった場合には提出できなければなりません。

その他の支給要件は厚生労働省ホームページでご確認ください。

厚生労働省ホームページ:人材開発支援助成金(キャリア形成支援制度導入コース)

6.申請の流れ

(1)人材育成制度導入・適用計画

①コース利用の対象となる人材育成制度を導入・適用

以下の項目について検討し人材育成制度の導入・適用計画を作成。

・適用する人材育成制度の種類

・人材育成制度の導入から適用までの計画

・コース利用対象の従業員

・導入し適用する制度の内容

②職業能力開発推進者を選任し事業内職業能力開発計画を作成

職業能力加発推進者を選任していない、または事業内職業能力開発計画を作成していない場合は選任し作成。

(2)計画の提出

作成した人材育成制度導入・適用計画を管轄労働局へ提出し労働局長の認可を受ける。人材育成計画の実施開始日の前日から6ヶ月前から1ヶ月前までに提出が必要。

(3)人材育成制度導入

導入する人材育成制度について労働協約・就業規則に規定すし、計画の対象となる従業員に周知

(4)人材育成制度の実施

管轄の労働局へ提出し認可を受けた人材育成制度に沿って従業員に対し制度を実施。

(5)支給申請

制度実施日の翌日から6ヶ月経過した日から2か月以内に申請書類を管轄の労働局へ提出。

(6)助成金受給

審査に通った場合に支給額が振り込まれる。

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まとめ

今回は平成29年4月に改正された人材開発支援助成金のキャリア形成支援制度導入コースについてご紹介しました。継続した従業員の人材育成を行うことで技術の向上を目指すことができ、会社の生産性向上にもつながるでしょう。キャリア形成支援制度導入コースを活用し生産性要件を満たすと認められた場合最大60万円受給することが可能です。受給した助成金の使い道は指定されていないので、大いに活用して会社運営の資金にしましょう。

人材開発支援助成金は、別のコースもありますので、下記サイトもご確認ください。

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