リボ払いは危険?リボ払いの2つのメリットと、3つのデメリット

リボ払いは危険?リボ払いの2つのメリットと、3つのデメリット

リボ払いの利用者は、年々増加しているようですが、リボ払いを利用し続けることは非常に危険だということをご存知でしょうか?

今回は、リボ払いの危険性と、メリットデメリットをご紹介していきます。

1.リボ払いの仕組み

リボ払いは毎月の返済額を決めて返済していく方法のことです。

たとえば、借入額が50万円、毎月の返済額が5万円だった場合は、10回“以上”に分けて返済を行うことになります。

これだけだと「分割払い」と同じと考えてしまう人もいるかもしれませんが、

この“以上”が非常に大事で、

「分割払い」と「リボ払い」には明確な違いがあります。

 

分割払いとリボ払いの違い

毎月の返済額 返済回数
分割払い (返済額÷自分で決めた返済回数)+金利 固定(自分で決めた返済回数)
リボ払い 固定(自分で決めた返済金額) 変動

表だけだと、わかりにくいので、例を使ってご説明します。

5万円を借りて10回で返そうとする場合、

分割払い(年利8パーセント)の場合は・・・

お支払い例(ご利用代金5万円、12回払いの場合)

分割払手数料       2,188円

支払総額              52,188円

分割支払額           4,300円(初回は4,888円)

リボ払い(年利8パーセント)の場合は・・・

お支払い例(ご利用代金5万円、回数未定、分割同様4,300円に設定した場合)

支払い利息額  2,218円

支払総額              52,218円

返済回数    12回

となりました。

 

おっ!

お得だと感じたあなた、ここから非常に重要です。

騙されてはいけません。

 

ここでは仕組みを説明するために金利は同率にしてあります。

リボ払いの場合、15パーセント前後であることが多いので注意が必要です。

ですがそれ以上に、リボの仕組みをうまく使った、

カード会社各社の勧誘や事例をご紹介していきます。

2.カード会社にとってリボ払いは利益を得るための確保場所?!

クレジットカード会社の収益は

・「加盟店の手数料」

・「カード利用者の分割・リボ払いにかかる金利・手数料」

の二つの収入が大きくなっています。

その中でも、利用者の金利や手数料収入を大きくするために作られたのがリボルビング払い、よく聞くリボ払いです。

ですので、クレジットカード会社にとってリボ払いのメリットのみを見せることで、

利用者数を増やし、収益を上げたいと考えている手法です。

3.カード会社が進めるリボ払いの2つのメリット

①毎月の返済額が一定

クレジットカードやローンのリボ払いは、

利用残高によって毎月の最低返済金額が決まっています。

例えば、

楽天カードのリボ払いの場合だと、

利用残高が20万円以内の場合は毎月の最低返済額が5,000円

利用残高が20万円を超えた場合は毎月の最低返済額1万円

となります。

リボの支払い合計金額が20万円以上になるまでは毎月5,000円の返済額のみで、

支払っていることになり、購入が可能です。

ですが、分割払いの場合は、利用した金額に応じて、翌月(もしくは翌々月)の返済額に加算されていき、支払う金額も変化します。毎月の返済額がいくらになるのか、確認する必要があります。

②繰上げ返済が可能

「今、お金がなくても今後、お金が手元に入る予定がある」という方にとっては、

リボ払いの大きな魅力に感じるのではないでしょうか。

返済の途中でも繰上げ返済することが可能です。決まっている返済額に加えて、借入の一部を支払い、返済することを繰り上げ返済と言います。

繰上げ返済は全て元金返済になるので、返済期間を短く、利息もかけずに支払うことも可能になります。

4.リボ払いの恐ろしい隠された3つのデメリット

①返済期間が長引き、利息がかさむ

リボ払いの利息を考えずに「毎月の返済額が一定」で払い続けたことで、

元本まで払いきれていないことがあります。

リボ払いにする場合、月々の支払い設定が自分でできるというメリットもありますが、

裏を返せば、完済までの計画がしっかりと立てられていないと、

利息の支払いのみで、元本の支払いができていないケースが非常に多いです。

しかも、分割支払いとは違い、追加で購入した分の代金は上乗せされたとしても、

支払い金額が変わらないことで、返せずに苦しむ人が増えています。

当然、返済期間が長びくほど、支払う利息の額も増えていきます。

楽に返せるイメージで案内されていますが、この点は気を付けましょう。

②安易に利用してしまう

よくご相談を受けるのが、常習化してしまった背景に、

簡単に使えてしまったからというお話をよく伺います。

当然、リボ払いにせよ、分割払いにせよ、

クレジットカードは自分のお金ではなく、

「借金をして物を手に入れている」という自覚を持てるようにしましょう。

➂手数料が高い

一般的な分割ローンに比べると、

リボ払いの場合の手数料は15~18%と高めに設定されていることがほとんどです。

そのためあっという間に、返済の負担も大きくなり、

さらには返済が滞り、負債をどんどん大きくしてしまうケースも少なくありません。

リボ払いを利用する場合、ご自身の支払える可能な範囲を理解して、

利用残高の把握、完済までの期間を計画的にし、利息総額の理解をして使うことをこころがけましょう。安易な利用は厳禁です。

5.リボ払いを辞められる方法を考えましょう

手元に現金がないのにリボ払いを利用していると、

月々の支払い金額は大きくなっていかない状況に慣れてしまいます。

そうするとありもしないのに当たり前のように浪費癖がつき、

高いクレジットの分割金利を延々と支払い続けることになります。

そのまま、借金地獄へと導かれて取り返しのつかないことになってしまいます。

 

お話を聞いた方の中には10年以上の期間リボ払い返済をし続けているという方もいらっしゃいました。

また、中にはリボ払いを利用して」いるのに、投資信託や株式投資、FXなどを行っている方がいるということです。リボ払いの仕組みを理解できていない証拠です。

クレジット会社の設定している金利を上回るリターンを回収できる可能性はほぼないでしょう。投資に回す余力や、預金に余裕があるのであれば、まずはすぐに一括返済してください。そうした方が現状投資に挑戦するよりよほど有利に働くでしょう。

まずはご自身のお金回りの整理をして、健全な状態にしていきましょう。

 

月々の出ていく金額と、入ってくる金額、貯める予定の金額を整理するだけでも効果が出たという人もいますので、現状把握を取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

その上で、3つの対処法を活用して、

脱却した方もいましたので、ご紹介していきます。

①低金利のカードローンに借り換えをする

 

先ほどもご説明しましたが、リボ払いの金利は高く、なかなか脱却することは難しいです。

そこで、現状のリボ払いよりも低金利が適用されているカードローンに移行を検討してみましょう。

②おまとめローンの活用

おまとめローンとは、複数のクレジットカード会社やローン会社の返済債務を1社からの借り入れとしてまとめてしまい返済先を1つにすることを言います。

債務をまとめることによって、金利を下げ、毎月の支払額を、今までよりも抑えることができます。

③毎月の支払額を増額

毎月の支払額を増額し金利負担を最小限に抑えましょう。

当然、支払いの限界がありますので、無理してはいけません。

注意して、負担がかかりすぎない設定にしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

創業や事業融資のご相談を受ける際に、

このリボ払いについてもよくご相談を受ける機会が増えています。

お金の正しい知識をつけられていれば事前に防ぐことが可能です。

まずはリボ払いしてしまう状況を整理し、

借りなくてもいい体質にしていきましょう。

また、こういった借り方は追々、評価を下げかねないので、

最終手段として利用するくらいの方がいいでしょう。

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