上場って?上場までの流れやメリット・デメリットについて解説!!

上場って?上場までの流れやメリット・デメリットについて解説!!
株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。

皆さんは上場と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

上場とは会社が向上するための一つの手段であるとともに、上場するにはいくつかある項目を通過しなければならないという決まりがあり、簡単なものではないのです。

今回は、上場の意味や流れ、メリットやデメリットについても詳しくご説明します。

1.上場って?

一度は聞いたことがある「上場」という言葉ですが、詳しくご説明すると、株式や債券などを売ったり買ったりするための施設である証券取引所において、自分の会社の株式が売買されるようになることを「上場」と言います。

また、自社の株式を発行し、株式や債券の発行・流通が行われている証券市場に、登録している会社のことを「上場企業」と言います。

つまり「上場」というのは、会社の創業者である社長の元から離れ、私たち世間一般のものになるということなのです。

「上場」することで、会社自体は資金調達がしやすくなったり、会社の存在を知らない人たちに知られるなどの知名度アップにも繋がります。

上場って?上場までの流れやメリット・デメリットについて解説!!

ビジネスをする上ではメリットがあるようにも思えますが、「上場」をすることで負うことになるデメリットの部分もあります。

また、「上場」をすることは簡単なことではなく、いくつかの項目を通過した会社のみ、「上場」が可能となるのです。

次に、「上場」をするまでの流れをご説明します。

2.上場するまでの流れ

上場は、事業で上げた成果だけではなく、会社内部の統制を基礎から作り上げることであったり様々な資料を用意する必要があり、基本的な流れとしては以下の図のようになります。

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­上記を見ても分かるように、上場をするまでには多くの審査を通過する必要があります。

審査がスムーズにいく為には管理体制の強化が必要となります。

3.上場する為の管理体制のポイント

Ⅰ.予算の管理体制を整える

事業計画が明らかにされるため、信頼を得るためにも予算管理が正確に実行されていることが上場審査では必要となってきます。

管理体制を整えるにはある程度の時間がかかる為、余裕を持って早い段階から準備をすることが大切です。

Ⅱ.法令・規則の見直し

企業に関係する法令は、上場審査でチェックされる対象となります。

顧問弁護士へ相談するとともに、初心に戻り一からしっかり見直しましょう。

Ⅲ.法務管理の見直し

法律や司法関係の事務である法務は管理方法が決められてなく幅広いうえに専門的な分野です。

その為、社会保険労務士・弁護士等のアドバイスを受けておくことをオススメします。

また、労務管理は上場審査において重要なポイントとなり、確認される項目も多い為、主幹事証券会社と納得のいく協議を行いましょう。

Ⅳ.財務報告体制を作り上げる

金融商品取引法の一環として、財務報告に関わる体制を作り上げることが上場会社では義務づけられています。

この体制を作り上げることには専門的な知識が必要となり、内部統制に対して詳しい人材を手に入れることが望ましいと言えます。

Ⅴ.定款・諸規定を整える

上場企業では皆の業務レベルが一定で行えるように、規定や業務のやり方を整えなければなりません。

この規定内で合わないことがあると、審査自体が止まってしまう可能性もある為、スムーズに進めるためには、しっかりとした準備を行うことが大切です。

Ⅵ.関係のある会社を整える

自社に関係会社や子会社が存在する場合は、基本的には自社とつなぎ合わせての管理体制を作り上げることを要する為、作業の量は増えてきます。

また、上場審査で厳しくチェックされる項目が、関係会社を使った不正行為です。

チェックの対象とならない為にも十分に注意しましょう。

4.上場においてのメリット・デメリット

­ここまでで、上場についての流れや、上場の為のポイントをご説明しました。

ですが、実際に上場したことでメリットとなることやデメリットの部分があるのかどうかを見ていきましょう。

下記の図が、メリットとデメリットをまとめたものになります。

上場って?上場までの流れやメリット・デメリットについて解説!!

何事にもメリットな部分がある反面、デメリットも存在します。

これらを見比べた時に、上場することが本当に自社の為になるのかどうかは、様々です。

「時間やコストはかかるが、知名度が増すのなら・・・」と思う方がいれば、「知名度が上がっても時間やコストがかかるなら・・・」と思う方もいます。

「上場することが一番いい」とは言い切れませんので、自社に合うことを見つけましょう。

まとめ

上場準備には大きな費用が掛かることはもちろんのうえ、上場後にも費用はかかり、状態保持には、責任感を負うことにもなります。

メリット面とデメリット面をしっかりと見比べ、上場の必要性を考えた方がいいでしょう。

また、上場準備の間で関わることになる、監査法人等とは、相性も重要になる為担当者とはなるべく会う回数を増やし情報となるネットワークを作ることも大切です。

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