無借金経営をご希望される方もいらっしゃるかと思います。しかし、今回の記事をご覧いただければ『借入をした方がよいのではないか?』と思われるのではないでしょうか?
いままで借入する予定でなかった方こそ是非ご覧ください。
1.安い金利で大金を動かすことが可能

日本政策金融公庫では創業時に利用できる制度が2つあります。

それぞれの詳細は、 中小企業経営力強化資金を利用して、金利を安く融資を受けよう! をご参照ください。 |
『新創業融資制度』を利用した場合には、金利は、2.26%~2.85%(H29/10/12現在:基準利率)

『中小企業経営力強化資金制度』を利用した場合には、金利は、2.06%~2.35%(H29/10/12現在:特別利率S)
※金利は定期的に変更されます。最新の金利情報は日本政策金融公庫のHPでご確認ください。
金利は固定金利となります。固定金利は一度借入をしたら年間にその利息を支払う形です。仮に中小企業経営力強化資金の制度を利用して、年利が2.06%だったとします。
1,000万円の融資を受けても年間の利息は、約20万円です。
月々にすると、約16,000円です。
月に16,000円を支払うだけで、1,000万円のお金を動かすことができるのです。
2.無駄な時間を削減することが可能
例えば、起業するために必要なお金が500万円だったとします。

借金をしない予定であれば、500万円貯めるまで起業できません。貯めるまでに相当な時間がかかってしまうため、時間のロスが発生します。
しかし、500万円の借入希望の場合、自己資金が100万円程度あれば借りられる可能性があります。
まず、100万円貯めて、それ以外は借りて起業することで開業するまでにかかる時間を大幅に短縮するこことが可能となり、時間のロスがなくなるというメリットが生じます。
3.借入をすることで、金融機関の評価が上がる!

借入をしていない方が評価されるのでは?と感じる方もいらっしゃるかも知れません。
金融機関からお金を借りて毎月継続的に返済できている会社の方が金融機関からの評価があがります!
過去に借入が無い場合、金融機関にとっては本当にきちんと返済ができるかどうかの判断材料が少なくなります。『借入を行っていてもしっかりと返済出来ている』『計画的な借入が出来ている』という
結果は金融機関にとっては信頼できる判断材料のひとつとなるのです。
4.お金がある安心感から、余裕がもてる
その結果、資金に余裕がなくなり、売上を立てなくては!という焦りから無理をしてしまい、どんどん悪い方向へ進んでしまうということも・・・・
みなさんも考えてみてください。
お金に余裕がある方と、余裕なく焦っている方どちらの方と一緒に仕事をしたいと感じますか?
お金に余裕がある方を選ばれる方がほとんどでしょう。つまり、余裕を持っておくためにも通帳に余剰資金があることが非常に大事になります。
5.創業時が一番お金を借りやすい!
融資が一番通りやすい時期は「創業直後」です。創業直後の場合、事業計画や自己資金などを基に融資の判断を行います。
創業後でお金を借りやすい状態は会社にお金がある時です。金融機関にとってお金を貸したいと思う人は、「お金をきちんと返せる人」となります。
金銭的に苦しい状況でお金を借りたいと言っても、「返せないのでは?」と判断されてしまえば、融資を受けることが難しくなります。創業直後のお金を借りやすい時にお金を借りておくことが大切です。
まとめ
祖業してすぐに借入をする5つのメリットをご理解頂けたでしょうか?借入をせず、経営し続けたという会社はほとんどありません。
みなさんも会社を経営し続けていく予定があるのであれば、もっともお金を借りやすい創業してすぐに借入しておくことをオススメします。