学生になると、飲み会への参加や、学費の支払いなど、お金がかかってしまいますよね?
お金がかかってしまうにもかかわらず、手元にお金がなく困ってしまうケースは意外にも多いのです。もしお金がなければお金を借りることがあると思いますが、お金を初めて借りる場合には、多くの不安を抱えるでしょう。
どうやってお金を借りればよいの?
どうやって借りたお金を返済すればよいの?
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、学生の方がお金の賢い借り方や学生ならではの疑問についてお話ししていきたいと思います。
目次
1.4つある?学生がお金を借りる手段とは?
学生がお金を借りる手段には、大きく分けて次の4つがあります。
①日本政策金融公庫、信用金庫からお金を借りる
②奨学金を利用してお金を借りる
③クレジットカードを利用してお金を借りる
④カードローンを利用してお金を借りる
2.日本政策金融公庫からお金を借りる場合の条件とは?
日本政策金融公庫は、政府が運営している金融機関で国が運営しております。
日本政策金融公庫は、事業で使うための資金しか貸してくれません。
大学1、2年で、起業の準備をし、3年になってから、日本政策金融公庫からお金を借りるというような方法であれば借りられるのですが、学費や生活費として借りたいということであれば、借りることはできません。
事業を行うために借りたいということであれば、詳しくは下記の記事をご参照ください。
3.奨学金でお金を借りるのが一番おすすめ?
(1)奨学金は、生活費として利用しても問題ない?
意外と知られていないことが、奨学金は、生活費として利用しても問題ないということです。学費のために借りると思われている方が多いのですが、生活費として利用しても全く問題ないのです。
借りたお金は何に使ってもよいのです。
奨学金は利息もかなり安いため、お金に困っており、かつ、お金を借りたい場合にもっともおすすめな資金調達方法といえるでしょう。
(2)奨学金を利用するためのデメリット
奨学金は、基本的に事前申請が必要となります。さらに、申請時期も決まっていることから、急にお金が必要になったという理由でお金を借りることは出来ません。
そのため、即日でお金を借りたい場合に利用はできないでしょう。
4.クレジットカードを利用してもお金を借りられる?
学生の方でもクレジットカードを持っている方も多いかと思います。
ここではクレジットカードを使ってのお金の借り方をご紹介します。
クレジットカードにはキャッシング機能がついているものもあり、キャッシング機能を利用すれば、簡単にお金を借りることが出来ます。
もちろん、キャッシングで借りたお金も生活費や家賃に使っていただいて何ら問題ありません。
クレジットカードでお金を借りる際のデメリット
学生カードと呼ばれる種類のクレジットカードには、キャッシング機能がついていないものも多く利用できないことがあります。
また、お金を借りるためにわざわざキャッシング機能を付けるのは面倒かと思います。
さらに、学生の場合、クレジットカードでキャッシングを行うための審査が通りにくいです。
そのため、学生はクレジットカードでは、お金を借りにくいとお考えください
5.カードローンでお金を借りるには?
学生が資金調達する方法で奨学金の次にオススメなのがカードローンを利用するということです。
ここからはカードローンについてご説明していきます
カードローンでお金を借りるには3つの方法があります。
①銀行のカードローンを使用 ②大手消費者金融のカードローンを使用 ③学生ローンを使用 |
上記の3つの中から、自分にあったローンを選んで下さい。
6.消費者金融と銀行のカードローンには多種多様な返済方法がある?
消費者金融と銀行に限られますが、たくさんの返済方法があります。
①コンビニATM
②専用ATM
③銀行振込
④口座引き落とし
⑤店頭で返済
⑥ネットで返済
上記のようにこれだけ返済方法があります。
①ならコンビニに寄ったついでに返済できますし、④だったらクレジットカードのような使用感で返済できますよね。
これだけたくさん返済方法があれば「返し忘れて利子が増えた…」なんてことは無くなると思います。
7.学生がお金を借りるには?
お金を借りる手段はお分かりいただけたかと思いますが、次はこのような疑問が浮かんできたと思います。
学生がお金を借りるには結局どうしたら良いの?
そもそも借り方がわからない…
この章ではその不安を解決していきたいと思います。
(1)学生がお金を借りるにはバイトが大事?
大事なことはバイトをしているか否かです。
大学生になればバイトを始める人も多いかと思います。
収入がなければ消費者金融もお金を貸してはくれませんので、最低限バイトをしていることが条件です。
バイトはバイトでも在籍期間が長く、安定して収入が入ってくる人のほうが、借りられる会社も増えますし、利子が低く設定できる場合もあります。
だいたい半年から1年以上同じ職場で働いていれば長く働いているとみなされるようです。
(2)信用情報もチェックされる?
お金を借りる上でいちばん大事なのが、信用情報です。
携帯電話料金の滞納やクレジットカードの支払い滞納は、信用を落とす大きな要因になります。
信用情報は金融機関であればどこでも調べることができます。
万が一信用情報に問題があると借りられないケースがあります。
しかし信用に問題がなければ学生でも簡単にお金を借りることが出来ます。
8.気になるギモンを解決
(1)ギモン1 親にはばれない?
手段と借りる方法はわかったけど、まだ不安がある…
そう思われている学生の方もいるかと思います。
学生の気になることとしてまず一番は親にバレるかどうかだと思います。
結果から言うとバレません。
何故かと言うと、金融機関は信用大事だからです。
第3者に情報が漏れることはありません。
しかし、金融機関に連絡もせずに返済をしないでいると親に連絡が入る可能性があります。
親へ連絡されたくない場合には、万が一返済が厳しくなったらすぐに金融機関に連絡しましょう。
(2)ギモン2 未成年でも学生でも借りられるの?
未成年であっても借りることが出来ます。
未成年の学生であってもお金は借りられます。
上記でご説明したように、携帯電話料金やクレジットカード支払いの滞納がない場合は、問題なく借りることが出来ます。
(3)ギモン3 学生ローンは、卒業後も借り続けていられるの?
学生ローンは、卒業したからすぐに返済しなければいけないというわけではありません。
学生のうちに借りて卒業後に返済していても、何ら問題はありません。
9.金利よりも手数料が高くなる可能性も?
誰もが金利も安く済ませたいと思いますよね。しかし金利よりもATM手数料のほうが高くなってしまう場合があります。
返済のたびにATMを利用すると手数料のほうが高くつく場合がありますので返済する際に、いくらの手数料が発生するのかは必ず確認しておきましょう。
返済のたびに手数料が発生し、お金を貯めてから返済した方がお得になる場合には、返済の回数を減らすことがおすすめです。
10.短期間の借入や、少額の借入をする際のポイント
借りる金額が少額の場合や借りる期間が短い場合、返しやすさを優先させた方がいい場合があります。
返済しにくいと、返済が遅れてしまい、お金を追加で借りにくくなる可能性があるためです。また、借りる金額が少額であったり、短い期間で返済できるのであれば、金利が高くてもほとんど利息が発生しません。
11.長期間の借入や、高額の借入をする際のポイント
借りる金額が高額で借りる期間が長い場合、金利の低さを優先させて借りた方がいいです。
金利が高額で返済してもほとんど元本が減らず、借金地獄に陥ってしまう可能性があるためです。
12.借りすぎは絶対にだめ!
必要な日に必要な分だけ借りることを心がけましょう。借りすぎると、返済が難しくなることが非常に多いです。
間違っても遊ぶお金欲しさにお金は借りないでください。
まとめ
一定の条件が揃えば、学生でも簡単にお金を借りることが出来ます。
ローンは借金なのでよく考えて、借りることです。
しかし、賢い返済方法さえ知っていれば、不安に思う必要はありません。
しっかり返済計画を立て、賢くお金を借りましょう。