低金利なカードローンだからといって必ずおトクとは限らない

低金利なカードローンだからといって必ずおトクとは限らない

ひと昔前、キャッシングやカードローンの金利が29.2%の時代がありました。しかし、現在は改正貸金業規制法のおかげでどんなに高い金利でも18%です。最近では、低金利なカードローンが増え、中には金利が1.99%~という非常に低金利なものまで登場しています。

金利は低い方が、利息の支払いが安く済みお得ですよね。しかし、低金利カードで気を付けなければならない事は本当にないのでしょうか。今回は、低金利なカードローンにはどのようなものがあるのか、注意すべき点などについてお話していきます。

1.低金利なカードローン

低金利なカードローンには、次のような商品があります。金利の低い順に並べていきます。

・三菱東京UFJ銀行バンクイック(金利(実質年率):1.8% ~14.6%)

・住信SBIネット銀行 MR.カードローン プレミアムコース(金利(実質年率): 1.89% ~ 7.990%)

・イオン銀行カードローンBIG(金利(実質年率):3.80%~13.80%)

・プロミス(金利(実質年率):4.5% ~17.8%)

・ノーローン(金利(実質年率):4.9% ~18.3%)

・アコムのカードローン(金利(実質年率):7.700% ~ 18.000%)

・三井住友カード ゴールドローン(金利(実質年率): 9.800% ~ 9.800%)

・ソニー銀行のカードローン(金利(実質年率): 9.800% ~ 13.800%)

・みずほ銀行カードローン(金利(実質年率): 13.500% ~ 14.000%)

 

2.低金利なカードローンの注意点

(1)審査が厳しい

低金利なカードローンほど、審査が厳しい傾向になります。例えば、「住信SBIネット銀行 MR.カードローン プレミアムコース」は最低金利もさることながら最高金利も7.99%と非常に低金利なカードローンです。

しかし、こちらのカードはアルバイトの方や主婦、そして学生は申し込みができません。他にも、三菱東京UFJ銀行バンクイックでは学生はOKでも主婦は借りることができないといった条件のつくカードがあります。

(2)最低金利は高い金額を借りたときに適用される

カードローンの金利は、いずれも〇%~□%と範囲が示されています。つい最低金利の〇%をチェックしてしまいますが、ちょっと待ってください。この金利は、お金をいくら借りた時に適用されるのか、事前に確認しましょう。

イオン銀行カードローンBIGの場合ですと、最低金利は3.8%~。かなり低い数字ですので目をひきますが、この金利は実は700~800万円借りたときの金利なのです。30万円借りた場合は、13.8%の金利です。

金利をみる時は、自分がいくら借りる予定なのか、その額に対して金利はいくらなのか、を調べる必要があります。

(2)無利息期間のついているカードの方が得な場合がある

借りる金額や期間次第では、無利息期間がついているカードローンの方が利息は安く済む場合があります。無利息期間がついているカードローンとは、例えば最初の1週間や30日間はお金を借りても利息が一切つきませんよ、というものです。代表的なのは

・プロミス

・アコム

・新生銀行カードローン

・レイク

などにあり、主に消費者金融系のカードローンです。

 

具体的に、低金利カードローンと無利息期間のあるカードローンで利息の違いについてみていきましょう。例えば、10万円を借りて3回に分けて3か月で返すとします。

<低金利カード:金利10.0%でお金を10万円借りる時の利息>

1か月目の利息:¥100.000×0.1(%)÷365(日)×30(日)=利息821円

※3万円返済しました

2か月目の利息:¥70.000×0.1(%)÷365(日)÷30(日)=利息575円

※4万円返済しました

3か月目の利息:\30,000×0.1(%)÷365(日)÷30(日)=利息246円

                          計 1.642円

 

金利10%の場合は、10万円を借りて3か月で返さなくてはいけない利息は合計1、642円でした。

 

 

<無利息期間についているカード:金利18%でお金を10万円借りる時の利息>

1か月目の利息:¥100.000×0(%)÷365(日)×30(日)=利息0円

※3万円返済しました

2か月目の利息:¥70.000×0.18(%)÷365(日)×30(日)=利息1,035円

※4万円返済しました

3か月目の利息:\30,000×0.18(%)÷365(日)÷30(日)=利息443円

                          計 1,478円

 

金利18%の場合は、10万円を借りて3か月で返さなくてはいけない利息は合計1、478円と金利10%の場合よりも安い利息で済みました。

 

 

3賢くカードローンを選ぶ際のポイント

低金利なカードローンも、借りる金額が安かったり審査が厳しかったりするので、すべての人に一番良いカードローンというわけではないようです。では、一体どのようなカードローンを選べばよいでしょうか?

(1)金利は上限金利で選ぶ

カードローンで1,000万円借りる人もいますが、100万円を借りたいという人もいます。金利は、借りる金額が低ければ表示の高い金利、借りる金額が高ければ表示の低い金利が適用されます。そのため、まず100万円以下程度の金額を借りる予定の方は、上限金利が低いカードローンを選ぶとよいでしょう。

(2)自分にとって返済しやすいか

無駄な利息は払わないよう、できるだけ自分が払いやすい方法で返済できるカードローンがベストです。そうすれば、手元にお金が用意出来次第、すぐにお金を返せますよね。既に口座を持っている銀行のカードローンや、近所のコンビニのATMで返せる消費者系金融のカードローンなど、普段の生活スタイルの動線をイメージしてカードローン会社を選択しましょう。

まとめ

低金利なカードローンは魅力的ですが、借りる額によっては他のカードローンの方が利息は低くなる場合があるとご紹介しました。カードローン会社のホームページではカードローン金利一覧が必ずあります。また、返済シミュレーションで事前に返済計画を作ることができる場合もありますので、ご自身の借りる予定の金額ではどのくらいの利息を払っていくのか、前もって調べておくとよいでしょう。

 

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