皆さんはCEOという言葉を聞いたことはあるでしょうか?新聞やTVで聞いたことがある人は多いと思います。では、CFOという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
『CEOと似ているけど、CFOってなんだ?』『そもそもCEOの言葉を理解しているか怪しい』という人向けに、今回の記事ではCEOとCFOの役職を表す略語を解説します。
CEOとCFOの意味とは?
まずは、CEOとCFOのそれぞれの意味を確認しておきましょう。
CEOとは
CEO(Chief Executive Officer)は最高経営責任者のことです。
CEOは、経営方針の決定や事業戦略の策定に関して責任を負う役割を担います。日本では、代表取締役社長の意味で扱われることも多いです。
CEOは事実上会社のトップです。CEOの有名人と言えばAppleの故スティーブ・ジョブス氏、Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏などを思いつく人も多いのではないでしょうか。
CFOとは
CFO(Chief Financial Officer)は最高財務責任者のことです。
CFOは財務に関する全てに関して責任を負う役割を持っています。日本では経理・財務部長がCFOとして扱われることが多いのですが、海外では公認会計士やMBAなどの資格を持つ経営陣の一人として扱われます。
CFOは会社のお金に関わる役職なので、「CEOの次に重要なポジション」と言われるほど会社にとってなくてはならない存在です。
CFOである有名人といえば、元FacebookCEOのエドゥアルド・サベリン氏が有名です。
主な役職を表す略語
CEO、CFOのほかにも、会社の責任者を表す略語をおさえておきましょう。

COO
COO(Chief Operations Officer)は、最高執行責任者のことです。会社での事業運営に関する全てを統括する役割を持っています。
CLO
CLO(Chief Legal Officer)は、最高法務責任者のことです。会社の法務に関する業務執行を統括する役割を持っています。
CAO
CAO(Chief Administrative Officer)は最高総務責任者のことです。会社の総務に関する業務執行を統括する役割を持っています。
まとめ
今回紹介した役職の略語は、海外企業で多く使用されているものです。最近、日本企業でもCEOやCFOなどの役職名を採用するところが増えてきました。新聞やニュースの内容の理解を深めるためにも、これらの役職を表す単語を覚えておきましょう。