皆さんはCEOという言葉を聞いたことはあるでしょうか?なんとなく、新聞やTVで聞いたことがある方は多いと思います。では、CFOという言葉を聞いたことはあるでしょうか?『CEOと似ているけど、CFOってなんだ?』『そもそもCEOの言葉を理解しているかどうかさえ怪しい…。』という方向けに、今回はCEOとCFOの役職を表す略語について解説します!
1.CEOとCFOの意味とは?

★CEOとは・・・
CEO(Chief Executive Officer)は最高経営責任者のことです。
CEOは、経営方針の決定や事業戦略の策定に関して責任を負う大変重要な役割を持っています。日本では、代表取締役社長という意味で扱われることも多いです。
CEOは事実上会社のトップでありメディアに取り上げられることも多いです。CEOである有名人と言えばAppleの故スティーブ・ジョブス氏、Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏などを思いつく方も多いのではないでしょうか?
★CFOとは・・・
CFO(Chief Financial Officer)は最高財務責任者のことです。
CFOは財務に関する全てに関して責任を負う役割を持っています。日本では経理・財務部長がCFOとして扱われることが多いのですが、海外では公認会計士やMBAなどの資格を持つ経営陣の一人として扱われます。
CEOと比べ、あまり知名度や華やかさは高くはありません。しかし、CFOは会社のお金に関わる役職なので、『CEOの次に重要なポジション』と言われるほど会社にとってなくてはならない大きな存在です。
CFOである有名人といえば、元Facebook:CEOのエドゥアルド・サベリン氏が有名です。(『ソーシャル・ネットワーク』という映画を観て知った方も多いと思います。)
2.他にもある!主な役職を表す略語

▪COO
COO(Chief Operations Officer)は、最高執行責任者のことです。会社での事業運営に関する全てを統括する役割を持っています。
▪CLO
CLO(Chief Legal Officer)は、最高法務責任者のことです。会社の法務に関する業務執行を統括する役割を持っています。
▪CAO
CAO(Chief Administrative Officer)は最高総務責任者のことです。会社の総務に関する業務執行を統括する役割を持っています。
まとめ
今回紹介した役職の略語は、海外企業多く使用されているものです。最近、日本企業でもCEOやCFOなどの役職名を採用するところが増えてきました。新聞やニュースの内容の理解を深めるためにも、これらの役職を表す単語を覚えておきましょう!