ファクタリングの審査チェックポイントを解説します。

銀行の融資で審査に落ちてしまった方や、1日も早く資金調達したいという方で、ファクタリングについて調べている方も多いのではないでしょうか?ファクタリングは、銀行で融資を受けられない方でも、信用情報に傷がついている方でも資金調達を行うことができる可能性があります。では、ファクタリングを利用する際の審査ではどこを見られるのかをご紹介していきます。

1.ファクタリング審査ではどこをチェックされるのか?

(1)売掛金の有無をチェック

売掛金とは、取引先に対して、商品またはサービスをすでに提供しているが、入金がまだない金額です。

例えば、500万円の商品を販売し、入金が1カ月後だったとします。

入金されるまで会社には売掛金が500万円あります。

 

ファクタリングは、売掛金がなければ利用することができません。そのため、資金調達したいという会社に売掛金があるかどうかのチェックを必ずされます。

※注意点

ファクタリングは事業用の資金調達方法となります。

事業用以外で資金調達したいという方はファクタリングを利用することはできません。

 

ファクタリングは、いますぐお金が必要で、売掛金の入金日まで待つことができないという方が利用するための仕組みとなります。

一時的な資金調達方法として、利用者が毎年増加しております。

(2)取引先(売掛先)の信用状況をチェック

ファクタリングは、基本的に売掛金があれば、利用することができますが、取引先(売掛先)の信用がない場合には、ファクタリングの利用を断れることもあります。

≪どのように信用状況をチェックするのか?≫

審査に落ちた例をご紹介致します。

取引先は、中小企業で、初めて取引をした会社です。この会社との間に売掛金が200万円ありました。

売掛金200万円を現金化しようとした際に、審査に落ちてしまいました。

 

上記の例の場合、取引先との取引年数が短く、取引先の信用状況が悪かったためファクタリングの利用を断られておりました。

取引先が大手企業であったり、取引先との取引歴が6カ月以上あれば、基本的に審査に落ちることはないと考えてよいでしょう。

もちろん状況次第でファクタリングを利用できるか否かが変わってきますので、ファクタリングの利用を検討している方は、一度、無料で診断してもらうべきといえるでしょう。

(3)売掛先の入金日が近いかどうかをチェック

ファクタリングを利用する場合、売掛金の入金日が近い方が審査は有利になります。

もちろん入金日が遠くてもファクタリングを利用することは可能ですが、入金日が近ければ近いほど、ファクタリング業者にとってもリスクが低くなりますので、審査は有利となります。

(4)成長性をチェック

ファクタリングを利用予定の会社の成長性をチェックされ、急成長の過程であれば、ファクタリングの審査が通りやすいです。

毎年、減収減益の会社よりも増収増益の会社の方がリスクが低いため、成長企業の方が審査は有利です。

もちろん成長企業のみが利用できるという制度ではありません。あくまで成長企業の方が有利になるということです。

(5)ファクタリングを利用して資金調達した際に、その資金を何に利用するかをチェック

資金の使途は、金融機関で融資を受ける場合にも確認されますが、ファクタリングを利用する場合にも確認されることがあります。

何に利用するのかが明確になっている方が、ファクタリングを利用しやすいです。

(6)ファクタリングを利用することで、資金繰りが改善するのかをチェック

ただ単に一時的にお金がないだけで、一度ファクタリングを利用すれば、資金繰りが大幅に改善しそうな会社であれば、ファクタリングの審査が通りやすいです。

(7)入金までの周期が短い企業かどうかをチェック

入金は早く、支払いは遅い企業の方がファクタリングの審査に通りやすいです。

(8)季節変動が理由かどうかをチェック

会社によっては、季節ごとに売り上げが大幅に違う企業があります。もし、季節変動を理由にファクタリングを利用するのであれば、ファクタリングの審査に通りやすいです。

2.この条件に当てはまったらファクタリングは利用できません!

(1)反社会的勢力

どこの業界も同じだと思いますが、反社会的勢力の場合には、ファクタリングは利用できません。

(2)アダルト業界

(3)売掛金がない又はあっても回収不能

売掛金がなければ、ファクタリングは絶対に利用できません。

(4)売掛先が個人事業主

3.ファクタリングの審査でマイナス評価を受ける項目とは?

以下に該当している場合、絶対にファクタリングを利用できないわけではありませんが、審査でマイナス評価を受けてしまいます。では何に当てはまると審査でマイナス評価を受けるのでしょうか?

(1)資金調達希望額が、月商の50%以上

ファクタリングは、最大で、月商分までしか資金調達できませんが、月商の半分以上の資金調達を希望する場合には、マイナス評価になる可能性があります。

(2)税金を滞納中

(3)債務超過の状態

まとめ

ファクタリングを利用したことで、資金繰りが改善したという会社が多く存在しております。上手に利用することで、会社を健全経営にすることができるケースもあるでしょう。ファクタリングは、最速で翌日には入金することができますので、一時的に資金ショートした際は、とても便利なサービスです。

ただし、本来得るはずだった利益から手数料が引かれるため、ファクタリングを繰り返し利用しているとキャッシュフローが悪化していきます。あくまで一時的な資金調達として考え、資金調達を急いでいるときを除いては、ファクタリングを利用するのはやめましょう。

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