ファクタリングを利用した場合、会社では、どのように会計処理していけばよいのでしょうか?
今回は、ファクタリングを利用した際の仕訳をご説明していきます。
日本政策金融公庫の審査や手続きは最短でも1か月かかってしまうため、資金調達が間に合わない方で、売掛金がある方は、ファクタリングで資金調達する方法を検討してみましょう。
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目次
1.ファクタリングを利用した場合、どんな勘定科目を使って仕訳するの?
例を使ってご説明致します。
2016年4月30日に500万円の商品を売却
※2016年5月30日に入金予定
2016年5月1日にファクタリング契約
2016年5月2日に498万円が入金
2016年5月30日に商品代金の500万円が入金
2016年5月30日にファクタリング会社に500万円を支払い
仕訳パターン①
4月30日の仕訳 | 売掛金 500万円 | 売上 500万円 |
5月2日の仕訳 | 普通預金 498万円
売上債権譲渡損 2万円 |
売掛金 500万円 |
5月30日の仕訳 | 普通預金 500万円 | 預り金 500万円 |
5月30日の仕訳 | 預り金 500万円 | 普通預金 500万円 |
仕訳パターン②
4月30日の仕訳 | 売掛金 500万円 | 売上 500万円 |
5月2日の仕訳 | 未収金 500万円 | 売掛金 500万円 |
5月2日の仕訳 | 普通預金 498万円
売上債権譲渡損 2万円 |
未収金 500万円 |
5月30日の仕訳 | 普通預金 500万円 | 預り金 500万円 |
5月30日の仕訳 | 預り金 500万円 | 普通預金 500万円 |
仕訳のパターンを2つ記載しましたが、売掛金で処理する場合と、未収金で処理する場合があります。
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2.売上債権譲渡損(債権売却にかかる手数料)には、消費税がかかるのか?
売上債権譲渡損(債権売却にかかる手数料)の消費税は、非課税となります。
3.債権譲渡をした場合には、課税売上割合の計算上考慮する必要があるのか?
債権をファクタリング会社に売却した場合、課税売上割合の計算には考慮する必要はありません。
4.売上債権譲渡損(債権売却にかかる手数料)の表示場所はどこか?
売上債権譲渡損は、営業外費用に計上します。
まとめ
ファクタリングを利用する予定の方は、会社で仕訳する必要がでてくるでしょう。
今回の記事、仕訳をする際の参考になれば幸いです。

日本政策金融公庫の審査や手続きは最短でも1か月かかってしまうため、資金調達が間に合わない方で、売掛金がある方は、ファクタリングで資金調達する方法を検討してみましょう。
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