日本政策金融公庫は、中小企業を支援することを目的とした金融機関です。
では、上場企業は日本政策金融公庫から融資を受けることができるのでしょうか?
目次
1.日本政策金融公庫は、上場企業にお金を貸せない?
日本政策金融公庫は、政府が100%出資している金融機関で、中小企業を支える役割があります。
中小企業を支える役割はあるのですが、上場企業を支える役割はありません。
そのため、上場企業は、日本政策金融公庫から借入をすることが出来ないのです。
2.もし、上場する際に、日本政策金融公庫からの借入があったらどうなるのか?
上場する前に日本政策金融公庫から借りたお金がまだ残っている場合には、上場する際に全額返済しなければなりません。
日本政策金融公庫は、あくまで中小企業を支える役割ですので、上場した時点で役割が終了するため、上場後は、日本政策金融公庫との取引はなくなります。
3.上場する企業は、基本的に日本政策金融公庫からの借入はなくなっていることが多い!
上場する際に、万が一日本政策金融公庫からの借入が残っていれば、返却しなければなりませんが、上場するころには、すでに日本政策金融公庫からの借入を完済してる方が多いです。
そのため、実際には、上場後に、日本政策金融公庫から借りているお金を全額返却するケースはほとんどないようです。
まとめ
今回の記事では、日本政策金融公庫が中小企業を支える役割があることをご理解してもらうための記事となっております。
豆知識として理解しておきましょう。