無借金経営が理想だ!とお考えの方もいるかもしれませんが、無借金経営の方が倒産しやすいです。
今回の記事では、なぜ無借金経営の方が倒産しやすいのかをご紹介していきます。
目次
1.無借金だから、いつでもお金を借りられるという考えは大間違い!

金融機関からお金を借りる場合、初回の取引がもっともお金を借りにくいのです。
金融機関は、借入をした後の返済実績がある会社にはお金を貸しやすいのですが、返済実績がない会社に対しては、毎月本当にお金を返してくれるか判断が難しいため、お金を貸すことに慎重になります。
つまり、初回の融資がもっとも慎重に判断されるため、初回の融資がもっともお金を借りにくいと考えられます。 では、下記の会社のうち、どちらがお金を借りやすいのかご質問です。
【無借金経営をしていた会社A 】会社Aは、開業してから金融機関から一度も借金をしたことがなく、開業してから、6年目にお金が必要になり、融資の申込みをしにいきました。 【一度借金をしており、すでに全額完済している会社B】会社Bは、借金返済後、またお金が必要になり融資の申し込みをしにいきました。 |

上記の例であれば、会社Bの方が、返済実績があるため、金融機関からの評価が高くなります。そのため、会社Bの方がお金を借りやすいです。
逆に会社Aは、お金を借りられなければ倒産してしまう状況であれば、この段階で借入できず倒産してしまう可能性もあるでしょう。
2.もっとも難しい借入は、創業してすぐがオススメ!
融資は、創業してすぐが最もお金を借りやすいです。
もちろん自己資金が用意できているか、今までの経験があるか、などを見られますが、創業時であれば、自己資金があり、過去の経験がある方であれば、ほぼ100%の方が融資を受けることができるでしょう。

下記のサイトで、融資を受けることができるかのチェックリストをご紹介しておりますので、ご参照ください。 |
まとめ
万が一お金が必要になったときのために、一度融資を受けておくという考え方を是非覚えておきましょう。
無借金経営でも会社が常に順調に行けばよいのですが、将来何が起こるかわかりませんので、将来のリスクに備えて、もっともお金を借りやすい創業時に融資を受けることをオススメしております。
融資を受けたい方は、下記サイトをぜひご参照ください。 |