セーフティネット保証6号とは?

セーフティネット保証6号とは?
株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。

セーフティネット保証制度には、1号から8号の種別があります。

このうち、6号では取引先の金融機関が破綻したことにより借り入れができずに資金繰りが悪化している中小企業を支援する制度です。

そこで、今回はセーフティネット保証6号について解説します。

1.セーフティネット保証6号とは?

(1)取引金融機関の破綻

セーフティネット保証6号は金融機関が破綻したことで資金繰りが悪化してしまった中小企業を救済する目的の制度です。

セーフティネット1号と内容が似ていますが、6号は金融機関の破綻のみが対象となっているため、少しだけ内容が違います。

(2)保証の内容

セーフティネット保証6号制度を利用すると、金融機関に融資を申し込む際に、通常の信用保証付き融資の上限2億8千万円に加えて、さらに別枠で上限2億8千万円の融資を受けることができます。

また、この別枠の保証では保証率が100%となっていて、金融機関の貸し倒れリスクが低いため、融資の審査が通りやすくなるメリットもあります。

とはいえ、5億6千万円もの融資を受ける必要がある場面はほぼなく、あくまで上限がこの金額に設定されている、というだけでこれほど高額な融資が下りることはまずありません。

2.セーフティネット保証6号の対象となる企業

セーフティネット保証6号制度の対象となる企業は、指定された破綻銀行との取引が滞ったことにより金融取引に支障をきたしている企業です。

平成13年から23年にかけて多くの破綻金融機関が指定されていたものの、現在は新規に指定される金融機関はありません。

中小企業庁:6号指定金融機関リスト

3.手続きの流れ

(1)6号指定事業者リストを確認する

まずは取引を行っていて破綻した金融機関が、セーフティネット保証6号制度に指定されているかどうかを確認しましょう。

取引先だった金融機関がセーフティネット6号制度の対象であることが確認出来たら、セーフティネット保証6号の対象であることの認定を申請します。

(2)本店所在地の市町村に認定申請を申し込みする

自分の事業がセーフティネット保証6号の対象になっていた場合、定款に書かれた本店所在地、個人事業主の場合は主な事業所所在地の市町村役場の融資に関連する商工担当課等の窓口に認定申請書と、6号指定事の金融機関と取引を行っていたことを示す書類を合わせて提出します。

支援対象であると認定を受けると認定書を貰うことができます。

書類に不備等がある場合は不備を指摘されたうえで差戻されるので、指示に従って書類を書き直し、再度認定申請をしましょう。

(3)金融機関に相談に行く

認定書を受け取ったら、融資を受けたい金融機関または本店、事業所の所在地にある信用保証協会に認定書を持って保証付き融資を申し込みます。

融資を受けることができれば完了です。

まとめ

セーフティネット保証6号認定は1号と似ていますが、適用されるのは指定の金融機関が破綻した場合のみに限定されます。

取引先の金融機関が破綻した場合は、セーフティネット保証6号が適用されるかどうか、情報を確認するようにしましょう。

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