2018年、スタートアップ企業の資金調達額が4割増!

2018年、スタートアップ企業の資金調達額が4割増!
株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。

調査会社である“ジャパンベンチャーリサーチ”が発表した内容によると、国内のスタートアップ企業の資金調達額が過去10年で最高額を更新したと伝えています。

今後も調達額は増加していくと言われており、今年度の調達額が4000憶円を上回るという予想もあります。

スタートアップ時には、これまでのまの二人分には実績が少ないことや、金融機関との取引実績がないことなどが原因となり、融資を受けての資金調達は簡単なことではありません。

では、なぜスタートアップ企業の資金調達額が増加しているのでしょうか?

スタートアップ企業の資金調達額増加は、融資を受ける事業の種類などが影響しています。

具体的には、FinTech分野などで大手企業にも関連する事業に資金が集中している状況です。

1.2018年までのスタートアップ企業の資金調達の推移

ジャパンベンチャーリサーチが実施している統計調査によると、2018年のスタートアップ企業の資金調達額の総額は3,800憶円を突破している。

スタートアップ企業の資金調達総額は年々増加傾向にあり、2013年からは下記の表のように推移しているます。

【出所:entrepedia】

国内スタートアッップ資金調達額推移
資金調達総額(億円)
2013年826
2014年1,419
2015年1,852
2016年2,231
2017年3,145
2018年3,848

 

2018年の資金調達総額である3,848憶円は過去10年間で最も多い金額です。

一方で、スタートアップ時に資金調達を実施した企業数は2017年に1,619社であったのに対し、2018年には1,368社まで減少しています。

全体の資金調達総額が増加したにも関わらず、スタートアップ時に資金調達を実施した企業数が減少していることから、1社あたりの資金調達額が増加していることがわかります。

スタートアップ企業1社あたりの資金調達額の推移は下記の表で確認してください。

【出所:enterpedia】

国内スタートアッップ資金調達額 1社あたりの推移
資金調達総額(百万円)
平均値中央値
2013年107.521.6
2014年152.130.0
2015年175.940.0
2016年196.950.0
2017年252.258.0
2018年328.1100.0

 

スタートアップ企業の1社あたりの資金調達額が増加していることから、スタートアップ企業への積極的な投資が増えていることがわかります。

2.スタートアップ企業とは?

スタートアップ企業とは、現在の日本にはない新しい事業をスタートさせることを目的とし、市場を新しい分野で切り開いていく段階にあるものとされていて、創業から3年未満の企業を指します。

スタートアップ企業の資金調達方法の一つとして、VC(ベンチャーキャピタル)からの出資を受ける、というものがあります。

ベンチャーキャピタルについては下記の記事で詳しく説明しています。

ベンチャーキャピタルとは

3.スタートアップ企業の資金調達額が増加している背景

メルカリのように、IPO(新規上場)によって約50憶円の資金調達に成功するなど、スタートアップ企業の資金調達額が増加している背景には、下記のようなイノベーションを起こせる企業への資金が流れるようになったことがあります。

  1. 優秀な人材がスタートアップ企業に集まるようになった
  2. スタートアップ企業への投資環境が整った
  3. オープンイノベーションにより大手企業とスタートアップ企業の連携がしやすくなった

4.スタートアップ企業が資金調達するために必要なこと

事業資金の調達方法として、日本政策金融公庫や銀行などの金融機関からの融資を受ける方法や、VC(ベンチャーキャピタル)やエンジェル投資家などからの出資を受ける方法などがあります。

中でも、新しい技術やサービスの開発、発展のための資金調達を目的としているスタートアップ企業には、出資を受けて資金調達をする方法がおすすめです。

スタートアップ企業では、これまでの事業実績が少ないことや、金融機関との取引実績が少ないことから、銀行などの金融機関からの融資に失敗してしまうケースも少なくはありません。

一方で、VC(ベンチャーキャピタル)やエンジェル投資家などからの出資を受けて資金調達をすることで、返済不要の資金調達を実現することが可能になるのです。

また、一度VC(ベンチャーキャピタル)などからの資金調達に成功しておくことでで、他の金融機関等からの信用度も高くなり、次の資金調達が成功しやすくなるでしょう。

しかし、出資を受けて資金調達をする場合、返済の必要がなく金利を気にする必要もありませんが、会社の資金のうちの多くを出資によってまかなっている場合、出資者の権限が大きくなり、結果として経営権を奪われてしまう可能性もあるので注意が必要です。

出資による資金調達額と経営権のバランスを考えて出資を受けるようにしましょう。

5.日本政策金融公庫の新創業融資制度を活用して資金調達

スタートアップ企業であっても利用しやすい融資制度の一つに、日本政策金融公庫の新創業融資制度があります。

政府が運営する金融機関である日本政策金融公庫では、創業時の企業や中小企業に積極的な融資を実施しています。

中でも新創業融資制度ではスタートアップ企業でも利用しやすい融資制度の一つなので、詳しい制度の内容についてぜひ一度ご確認ください。

日本政策金融公庫の新創業融資制度とは?

まとめ

2018年、スタートアップ企業の資金調達総額は過去10年間で最高の3800憶円を超えました。

一方で、開業時に資金調達を実施した企業数が前年と比較して減少していることから、1社あたりの資金調達額が増加していることがわかります。

スタートアップ時には、上手に出資者を見つけることで、返済不要の資金調達をすることが可能ですが、経営権を失ってしまう可能性があるため、注意しましょう。

また、日本政策金融公庫の新創業融資制度を利用する場合は、日本政策金融公庫の融資制度に詳しい認定支援機関に一度相談してみることで、融資のアドバイスやサポートを受けることが可能です。

認定支援機関とは?

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株式会社SoLaboは、中小企業庁が認める認定支援機関です。
これまでの融資実績は1,000件以上。
とくに日本政策金融公庫からの融資サポートに力を入れています。

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