• ホーム
  • 資金調達
  • ビジネスローンとは?資金調達の観点からメリットとデメリットを解説

ビジネスローンとは?資金調達の観点からメリットとデメリットを解説

運転資金や設備資金など、事業資金を工面する目的として資金調達を予定している人の中には、ビジネスローンが気になっている人もいますよね。その際、ビジネスローンの言葉の意味が分からず、ビジネスローンとは何かを知りたい人もいるでしょう。

当記事では、ビジネスローンとは何かを解説します。資金調達の観点からビジネスローンのメリットとデメリットも解説するため、ビジネスローンの言葉の意味が分からず、ビジネスローンとは何かを知りたい人は参考にしてみてください。

ビジネスローンとは事業資金の借入を目的とした金融商品のこと

ビジネスローンとは、事業資金の借入を目的とした金融商品のことです。運転資金や設備資金など、事業資金を借入できる金融商品となるため、ビジネスローンの概要を知りたい人はその前提を踏まえつつ、ビジネスローンとは何かを確認してみましょう。

ビジネスローンは事業資金専用の借入サービスです。資金使途が事業資金に限られる関係上、ビジネスローンの対象となるのは法人と個人事業主となるため、事業を営んでいない個人は原則としてビジネスローンを利用することができません。

また、ビジネスローンを取り扱う金融機関はさまざまです。「銀行」「信用金庫」「消費者金融」「信販会社」「リース会社」「クレジットカード会社」など、あらゆる金融機関がビジネスローンを取り扱っているため、借入条件は金融機関によっても異なります。

なお、ビジネスローンの借入形態は「証書貸付」と「当座貸越」に大別できます。証書貸付は一定額を一括借入する形態ですが、当座貸越は事前に設定された借入可能額の範囲内から借入する形態となるため、ビジネスローンが気になる人は覚えておきましょう。

ビジネスローンは商工ローンを前身として発展した

ビジネスローンは「商工ローン」を前身として発展してきた経緯があります。商工ローンは事業者を対象とした金融商品でしたが、現在はビジネスローンと呼ばれているため、ビジネスローンの情報が知りたい人はその成り立ちを押さえておきましょう。

商工ローンは法人や個人事業主を対象とした事業資金を貸付する金融商品でした。利息負担と保証人の設定が必要となる一方、独自の審査基準を取り入れていたことにより、銀行から借入できない事業者や資金調達を急ぐ事業者を中心に利用されていました。

そして、1990年代のバブル崩壊後、多くの事業者が資金難に陥ったことにより、商工ローンの需要が急激に高まります。需要の高まりを背景として商工ローン業者間の競争が過熱したことにより、高金利の貸付や強引な取り立てが社会問題に発展しました。

その後、日本政府は出資法と貸金業規制法を改正しました。「上限金利の引き下げ」や「保証人の保護強化」など、以前よりも規制が強化され、商工ローン業者の事業転換や廃業により、代替サービスとしてビジネスローンが登場したという経緯があります。

なお、現在のビジネスローンは利便性の面でも強化されています。「AI審査の導入」や「オンライン手続きの拡大」など、フィンテックを活用することにより、 利便性の高いサービスとなっているため、ビジネスローンが気になる人は予備知識として覚えておきましょう。

ビジネスローンの概要を把握した人は資金調達の観点からメリットとデメリットを確認する

ビジネスローンを利用する場合、それ相応のメリットとデメリットがあります。メリットとデメリットを確認することにより、ビジネスローンを利用するかどうかの判断材料となる可能性があるため、次は資金調達の観点からメリットとデメリットを確認してみましょう。

【ビジネスローンのメリットとデメリット】

項目 具体例
メリット ・審査期間が短い傾向がある点
・無担保無保証の傾向がある点
デメリット ・借入可能額が低い傾向がある点
・上限金利が高めに設定されている点

ビジネスローンのメリットとデメリットを確認することにより、ビジネスローンを利用するかどうかの判断材料となる可能性があります。いくつかのメリットとデメリットが考えられるため、ビジネスローンの情報が知りたい人は各項目を確認してみましょう。

ビジネスローンのメリット

ビジネスローンを利用する場合、いくつかのメリットがあります。メリットを確認することにより、ビジネスローンを利用するかどうかの判断材料となる可能性があるため、ビジネスローンの情報が知りたい人は資金調達の観点からメリットを確認してみましょう。

【ビジネスローンのメリット】

  • 審査期間が短い傾向がある点
  • 無担保無保証の傾向がある点

ビジネスローンのメリットとして挙げられるのは「審査期間が短い傾向がある点」です。銀行のプロパー融資の審査期間は2週間~1か月程度ですが、ビジネスローンの審査期間は即日~数日となるため、ビジネスローンは審査期間が短い傾向があります。

また、ビジネスローンのメリットとして挙げられるのは「無担保無保証の傾向がある点」です。銀行のプロパー融資は担保や保証人が必要となる場合がありますが、ビジネスローンは貸付額や金利によりリスク分散するため、ビジネスローンは無担保無保証の傾向があります。

なお、ビジネスローンの場合、事業資金に該当するならば、幅広い使途に充てられます。「設備資金」「運転資金」「つなぎ資金」など、さまざまな使途に充てられるため、ビジネスローンのメリットが気になる人は予備知識として覚えておきましょう。

入金時期が気になる人は手続きの流れを確認しておく

ビジネスローンを利用する場合、いくつかの手続きを踏むことになります。手続きの流れを押さえることにより、入金時期の目安を把握できる可能性があるため、入金時期が気になる人はビジネスローンの手続きの流れを確認してみましょう。

【ビジネスローンにおける手続きの流れ】

  1. 申込手続き
  2. 審査結果の通知
  3. 契約の締結
  4. 借入金の入金

ビジネスローンを利用するときの最初の工程は「申込手続き」です。公式サイトの申込フォームや店舗の窓口から申込手続きを行うことになりますが、本人確認書類や事業計画書などの書類提出を求められ、提出完了後は所定の審査が実施されることになります。

審査結果の通知を受けた後の工程は「契約の締結」です。契約を締結するときは契約内容を確認したのち、契約書に署名することになるため、契約内容に問題がなければ、その後は担当者の指示に従いながら契約手続きを進めることになります。

契約を締結した後の工程は「借入金の入金」です。借入金を受け取る場合、金融機関の口座に振り込まれる方法やATMから引き出す方法などのいくつかの方法が考えられ、複数の方法がある場合は希望条件に合う方法を選択することになります。

なお、ビジネスローンの入金時期は金融機関によっても異なります。「申込手続きの当日」や「審査結果の通知から1週間後」など、ビジネスローンの入金時期は金融機関によっても異なるため、ビジネスローンの入金時期が気になる人はその前提を踏まえておきましょう。

ビジネスローンのデメリット

ビジネスローンを利用する場合、いくつかのデメリットがあります。デメリットを確認することにより、ビジネスローンを利用するかどうかの判断材料となる可能性があるため、ビジネスローンの情報が知りたい人は資金調達の観点からデメリットを確認してみましょう。

【ビジネスローンのデメリット】

  • 借入可能額が低い傾向がある点
  • 上限金利が高めに設定されている点

ビジネスローンのデメリットとして挙げられるのは「借入可能額が低い傾向がある点」です。銀行のプロパー融資の借入可能額は上限がありませんが、ビジネスローンの借入可能額は最大でも1,000万円程度となるため、ビジネスローンは借入可能額が低い傾向があります。

また、ビジネスローンのデメリットとして挙げられるのは「上限金利が高めに設定されている点」です。銀行のプロパー融資の金利は年1.0%~3.0%前後ですが、ビジネスローンの金利は年2.0%~18.0%前後となるため、ビジネスローンは上限金利が高めに設定されています。

なお、ビジネスローンを利用する場合、財務諸表上の有利子負債が増加することになります。有利子負債の増加は財務健全性の低下につながるおそれがあるため、ビジネスローンのデメリットが気になる人は予備知識として覚えておきましょう。

利息負担が気になる人は支払総額を試算してみる

ビジネスローンを利用する場合、借入金額に対する利息負担を負うことになります。ビジネスローンは銀行のプロパー融資よりも上限金利が高めに設定されている傾向があるため、利息負担が気になる人は元利均等返済方式による支払総額のイメージを確認してみましょう。

【300万円を借入した場合における支払総額のイメージ】

金利 返済期間 支払総額 支払総額のうち利息分
年5.0% 1年間 3,081,863円 81,863円
5年間 3,396,793円 396,793円
年10.0% 1年間 3,164,968円 164,968円
5年間 3,824,428円 824,428円
年15.0% 1年間 3,249,294円 249,294円
5年間 4,282,167円 1,282,167円

支払総額は金利により左右されます。返済期間を5年間と仮定した場合、年利が5.0%のときの支払総額は約340万円ですが、年利が15.0%のときの支払総額は約428万円となるため、利息負担が不安な人は金利の低いビジネスローンを検討する余地があります。

また、支払総額は返済期間により左右されます。年利を10.0%と仮定した場合、返済期間が1年間のときの支払総額は約316万円ですが、返済期間が5年間のときの支払総額は382万円となるため、利息負担が不安な人は短期間での返済を検討する余地があります。

なお、今回紹介した支払総額はあくまでもイメージです。「残高スライドリボルビング方式」や「元金一括返済方式」など、返済方式によっても支払総額が変わるため、利息負担が気になる人は返済方式による支払総額の差も確認しておきましょう。

メリットとデメリットを確認した人はビジネスローンの選び方を押さえる

ビジネスローンを利用する場合、あらゆる金融商品の中から選択することになります。金融商品ごとの特徴を比較しながらビジネスローンを選択することになるため、メリットとデメリットを確認した人はビジネスローンの選び方を押さえておきましょう。

【ビジネスローンを選択するときの項目】

項目 概要
金融機関 「銀行」「信販会社」「消費者金融」など、金融機関により借入条件の傾向が異なる。銀行の根拠法は銀行法だが、ノンバンクの根拠法は貸金業法となる。
適用金利 「年4.0%~9.0%」や「年12.0%~18.0%」など、金融商品により設定金利が異なる。設定金利に幅があるため、実際に適用される金利は事業者の条件次第となる。
利用条件 「法人と個人事業主」や「個人事業主は対象外」など、金融商品により対象者の条件が異なる。また、法人と個人事業主では、借入条件が異なる場合がある。
入金時期 「即日入金」や「申込手続きから10日後」など、金融商品により入金時期が異なる。また、その金融機関の口座開設が必要となる場合は一定の期間が必要となる。
返済期間 「13か月未満」や「最長5年間」など、金融商品により返済期間が異なる。返済期間により利息や支払総額が異なるため、月々の返済負担から検討する方法がある。
返済方式 「残高スライドリボルビング方式」や「元金一括返済方式」など、金融商品により返済方式が異なる。また、ひとつの金融商品でも返済方式を選択できる場合がある。
借入可能額 「最大300万円」や「最大1,000万円」など、金融商品により借入可能額が異なる。借入可能額は上限となるため、実際に借入できる金額は事業者の条件次第となる。

ビジネスローンを選択するときのポイントとして挙げられるのは「金融機関」です。「銀行」「信販会社」「消費者金融」など、金融機関により借入条件の傾向が異なるため、ビジネスローンを選択するときは金融機関から検討する余地があります。

また、ビジネスローンを選択するときのポイントとして挙げられるのは「利用条件」です。「法人と個人事業主」や「個人事業主は対象外」など、金融商品により対象者の条件が異なるため、ビジネスローンを選択するときは対象者の条件から検討する余地があります。

なお、ビジネスローンを選択する場合、違法な金融業者を避ける必要があります。金融業者は登録や免許が必要ですが、必要な手続きを行わず、悪質な貸付を行う金融業者が存在するため、ビジネスローンを利用したい人は違法な金融業者を利用しないよう注意しましょう。

まとめ

ビジネスローンとは、事業資金の借入を目的とした金融商品のことです。運転資金や設備資金など、事業資金を借入できる金融商品となるため、ビジネスローンの概要を知りたい人はその前提を踏まえつつ、ビジネスローンとは何かを確認してみましょう。

また、ビジネスローンを利用する場合、それ相応のメリットとデメリットがあります。メリットとデメリットを確認することにより、ビジネスローンを利用するかどうかの判断材料となる可能性があるため、次は資金調達の観点からメリットとデメリットを確認してみましょう。

なお、ビジネスローンを利用する場合、あらゆる金融商品の中から選択することになります。金融商品ごとの特徴を比較しながらビジネスローンを選択することになるため、メリットとデメリットを確認した人はビジネスローンの選び方を押さえておきましょう。

どのくらい借りられる?初めてでも大丈夫?返済が不安・・・

創業融資の不安プロに相談しませんか?

融資支援実績10,000件超SoLaboが融資をサポートします。

「とりあえず、話しながら相談したい」方

融資支援の専門家に電話で相談

電話ロゴ 0120-188-117

【平日】10:00~19:00

「融資が受けられるか手軽に知りたい」方

フォーム入力でカンタン
融資無料診断