当社株式会社SoLabo(ソラボ)は、創業者・事業者の皆様の資金調達を支援するサービスを展開していますが、自社でも金融機関から融資を受けてきました。
本記事では、当社が日本政策金融公庫から実際に融資を受けた事例を紹介します。
当社が日本政策金融公庫から受けた融資の詳細
2015年12月11日に設立した当社は、 創業直後に日本政策金融公庫へ借入を申込み、翌年2月頭に借入金が着金されました。借入額は800万円、利息0.9%が条件でした。下記画像は、当時の明細の一部です。
金利0.9%の仕組みは?
金利が0.9%は当時『中小企業経営力強化資金』という制度を利用したことで適用になりました。 この制度の当時の金利は以下の通りでした。
中小企業経営力強化資金(2,000万円以内の無担保・無保証人部分)をご利用される方(平成28年2月10日現在、金利%)
融資期間 | 特利A | 特利B |
---|---|---|
5年以内 | 1.45 | 1.20 |
5年超6年以内 | 1.45 | 1.20 |
6年超7年以内 | 1.45 | 1.20 |
7年超8年以内 | 1.45 | 1.20 |
8年超9年以内 | 1.45 | 1.20 |
9年超10年以内 | 1.45 | 1.20 |
原則として金利は1.45%ですが、 女性や、29歳以下、55歳以上の男性は、金利が下がり1.2%となります。
融資の申し込みをした当時、代表は29歳でしたのでこの1.2%の金利を使うことが出来ました。
※当社が、融資の申し込みをしたのが、平成27年12月です。融資を受けるタイミングによっては、金利が変わっておりますのでお気をつけ下さい。 さらに、平成28年3月で終了した『創業支援貸付利息特例制度』を併用することで、1.2%の金利を▲0.3%した結果、金利が0.9%になりました。 この制度は、創業して1年以内であれば、基本▲0.2%で、女性や、29歳以下、55歳以上の男性は▲0.3%になります。
まとめ
公庫からの融資は、将来のリスクヘッジや、実績作りに役立ちますので、可能であれば、創業してすぐに融資を受けるのも選択肢の一つです。 時期によって金利が変動するため、今回紹介した事例の条件はあくまで過去の例である点にご注意ください。
《補足》 融資を受けた後、2ヶ月程度たった後に、下記資料が送られてきます。
無料で利用できるものですので、利用してみるとよいでしょう。