広告代理店の開業時に600万円を借りた融資事例

広告代理店を開業する際、お金を借りておきたいと考える人もいるでしょう。今回は、広告代理店が設立時に日本政策金融公庫から年利0.90%で600万円の融資をに成功した事例をご紹介致します。

0.広告代理店を開業してすぐに融資を受けることができた融資事例

2016年1月に融資を受けたAさんは、開業して1ヶ月目で融資を申し込み、年利0.9%で600万円借りることができました。

この会社の代表は24歳、自己資金150万円で融資の申し込みをしました。

借りることができた要因は、開業してすぐだったことと、自己資金が150万円あったことだと推察されます。

1.創業後すぐと、創業して数ヶ月経過後ではどっちが借りやすい!?

融資のタイミングはどっち?

今回の融資でプラスに働いたと考えられる、融資の申込時期について解説していきます。

(1)創業時の融資の審査基準とは?

創業時の審査基準

創業時の融資は、事業実績がないため計画性をもって起業準備をしてきたことがわかる自己資金と、過去の経験が主なポイントになります。

自己資金は、事業計画に対して十分な額であると判断されるだけ、計画的に貯める必要があります。

また、事業実績(実際の売上や利益など)を証明できません。そのため、事業をうまく軌道に乗せられるであろう人物かを、過去の経験から判断します。

(2)創業して数ヶ月経過後の融資の審査基準とは?

業績がよい場合には、審査の際に何も減点されることはないでしょう。

ただ、創業して数ヶ月後に融資を検討する場合、「実際やってみたら、思ったより売上が伸びなかった」というケースも大いにありうるでしょう。

創業時は、自己資金と過去の経験が主なポイントですが、数ヶ月経過し、実績が数字で確認できるようになれば、実績を基に判断されます。

売上が思ったほど伸びていないケースでは、日本政策金融公庫などの金融機関も、ビジネスモデルに疑問を感じる可能性が高いでしょう。

そのため、融資を受けられる可能性は低くなる可能性があります。

2.低い金利で融資を受けられる仕組みとは?

融資を受けたAさんの場合、融資専門の認定支援機関に依頼すると、創業して間もない方であれば、金利が1.25%以下になる融資制度がありました。

更に、創業する方が女性や、29歳以下の男性、55歳以上の男性で開業一年以内に融資を受けた場合には、金利が0.9%になりました。

*平成28年に融資をお手伝いした方の事例です。金利は融資当時の金利情報です。

平成29年6月現在は金利が変わっていますのでご注意下さい。日本政策金融公庫の金利情報はコチラをご確認ください。

認定支援機関を利用するイメージ

 

まとめ

広告代理店を開業してすぐ融資を受けたAさんは、600万円の融資を受けることができました。

特に、創業で融資を受けるときは、時期が重要です。融資を検討する際は、時期に余裕を持って検討しましょう。

また、様々な融資制度があるなかで、専門の認定支援機関に相談することで、自分にあった融資制度をみつけることもできます。

困ったことがあれば、事前に相談することもご検討ください。

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これまでの融資支援実績は6,000件以上となりました。

   

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