「できるだけ早く、どうしても資金が必要!」という方は、ファクタリングを利用しようかどうか検討している方もいるでしょう。ファクタリングを利用するのであれば、条件のいいファクタリング業者を利用したいと考えて当然です。悪徳ファクタリング会社を見抜くチェックポイントを覚えておく必要があります。
今回は、悪徳ファクタリング会社を見抜くチェックポイントをご紹介していきます。
目次
1.費用の請求について、口約束の業者に注意!
費用の請求について、口約束だけの場合には、後出しで多額の費用を請求してくる悪徳業者も存在しています。
通常は、契約書を結ぶので、その契約書通りの請求でなければいけません。契約書がないという時点で悪徳業者の可能性があるため、注意が必要になります。
2.契約書の控えは受け取っているかをチェック
契約書を結んでいても、契約書の控えを受け取っていない場合は、どのような契約をしているのかわからなくなってしまいます。
契約書の控えがなければ、業者のみが契約書を保有していることとなります。内容が書き換えられてしまう可能性もあるでしょう。
書き換えられてしまった場合には、当初伝えられていた内容と異なる条件で契約したことになっている場合もあります。契約書の控えは必ず受け取ってください。
3.手数料の額をチェック
ファクタリングは、売掛金を現金化するサービスです。売掛金の金額に○%の手数料を支払うのが一般的です。この○%は、業者によって異なります。
1日も早く現金が必要となるということをわかっている業者は、通常よりも高い手数料を徴収してくる可能性もあります。
初めてファクタリングを利用する場合は、一般的に15%~20%の手数料となります。一つの目安として覚えておきましょう。一般的な手数料について詳しく知りたい方は次の記事も見てみてください。
4.債権売却代金の振込方法をチェック
売掛金を売却した際の現金を、理由をつけて契約通りの日付に振り込まず、その後連絡が取れなくなってしまう業者もあるようです。
契約後の業者の対応なので、この点を事前にチェックするのは難しいです。しかし、後日連絡が取れなくなってしまうという事態にならないようにするためにも、実績のある会社や、信頼のおける会社でファクタリングを利用するべきでしょう。
5.事務所があるかどうかをチェック
ファクタリング業者のHPは存在するものの、事務所がないケースもあります。事務所がない場合には、その業者を利用するのはやめておいた方がよいでしょう。
6.担当者の対応をチェック
資金調達しようとしている方はお客様にも関わらず、横柄な態度をとってくる担当者だった場合には、その業者の利用を再検討してもいいかもしれません。
後々問題が発生する可能性もあります。
まとめ
悪徳なファクタリング業者に引っかからないために、必要となるチェックポイントをまとめました。
資金繰りを考える上で、日本政策金融公庫などの金融機関からの融資審査や手続きは最短でも1か月はかかってしまいます。資金調達が間に合わない場合もあるでしょう。
急いで資金調達の必要がある方で、売掛金がある方は、ファクタリングで資金調達する方法を検討してみましょう。
ただし、ファクタリングは断続して利用するものではありません。手数料が低いファクタリング業者の手数料でも、一般的な事業性の融資と比較すると高いです。ファクタリングの利用を続けることで融資等へも悪影響を及ばします。