公庫から融資を受ける場合に、団信は加入すべき?

公庫から融資を受ける場合に、団信は加入すべき?

日本政策金融公庫(以下、『公庫』と呼びます)からお金を借りる際に、団体信用生命保険(以下、『団信』を呼びます)に加入するか、しないかを判断しなければなりませんが、団信には、加入すべきなのでしょうか?

1.団信とは?

団体信用生命保険とは

団体信用生命保険(以下、『団信』と呼びます)は、お金を借りた人が不運にも死亡または高度障害になり、借金の返済が出来ない状態となった場合には、借金の残債すべてを肩代わりしてくれる生命保険です。

団体信用生命保険の仕組み

そのため、事業主に万が一のことがあっても、従業員や遺族に迷惑をかけることがなくなります。

2.団信に加入していたのに、借入の返済が続いている場合があるって本当?

団信は契約者(事業主)の死亡と同時に権利が発生します。しかし、実務上、死亡後も引き続き借金を返済してしまっている方が意外にも多いのです。

では、返す必要のない借金を公庫に返済していたら、そのお金はどうなるのでしょうか?

この場合には、もちろん手続きをすれば全額返却してもらえます。しかし、公庫に問い合わせをしなければ、公庫が気付かない可能性がありますので、ご家族が公庫に問い合わせをしましょう。

返却の手続きの方法を教えてくれますよ。

3.団信ってどれくらい払う必要があるの?

借入金額や、返済期間、据置期間などによって、金額が異なりますので、例を元にご説明していきます。

(1)500万円を借りた場合(元金均等返済)

【返済期間5年、据置期間3ヶ月の場合】

500万円を借りた場合1:返済期間5年、措置期間3ヶ月

【返済期間7年、据置期間3ヶ月の場合】

500万円を借りた場合2:返済期間7年、措置期間3ヶ月

(2)1,000万円を借りた場合(元金均等返済)

【返済期間5年、据置期間3ヶ月の場合】

1,000万円を借りた場合1:返済期間5年、措置期間3ヶ月

【返済期間7年、据置期間3ヶ月の場合】

1,000万円を借りた場合2:返済期間5年、措置期間3ヶ月

4.団信の加入は任意

加入は任意

団信の加入は、義務ではなく、任意となります。すでにアフラックや、プルデンシャルなどの一般の保険に加入し、高額の死亡保証が受けられる状況にしている方は入らなくてもよいでしょう。また、団信でなく、他の生命保険会社の商品でも大差ないものがありますので、そちらに加入することも選択肢の一つといえるでしょう。

5.団信の加入率は意外と低い?

日本政策金融公庫で融資を受けた人のうち、団信の加入者割合

日本政策金融公庫から融資を受けて、団体信用生命保険に加入する方の割合は約45%程度です。

借りる金額が少ないため、団信に加入しないかたも入れば、民間の手厚い保険に加入しているために加入しない方もおります。

加入は任意ですので、入るかどうかはじっくり検討してください。

6.団信に加入しないと融資を受けられないという噂は本当は?

団信の加入有無は、融資に全く関係ありません。

融資が決定した後に、団信に加入するかどうかを決定しますので、融資には絶対に影響しませんのでご安心ください。

まとめ

融資の契約時に団信の加入の有無を聞かれますので、融資をしたいという方は、団信の加入有無を最初から考えておいても良いでしょう。

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