創業時の融資を専門家に依頼する理由とは

これから事業を開始しようという方や、創業してあまり時間が経っていない方で、事業のための融資をお考えの方は多くいらっしゃいます。

しかし、創業時や創業間もない企業の場合、これまでの業務実績や銀行などとの取引実績が少ないことから、融資を申し込んでも断られてしまうケースもあるのです。

「創業時の融資は専門家に依頼した方が審査に通りやすい」という言葉を耳にしたことはありませんか?

そもそも、融資の専門家とはどのような人のことを指すのでしょうか?専門家に依頼した方がよい理由とは何なのでしょうか?

今回の記事では、創業時の融資申請を専門家に依頼すべき理由を解説します。

創業融資とは?

 

これから創業する方や、創業してまだあまり時間が経っていない場合の事業資金を調達する「創業融資」。

創業時には、物件の取得や従業員の雇用、商品の仕入れなど、多くの事業資金が必要になりますが、すべての資金を自己資金で賄うことは難しいでしょう。

また、自己資金のみで創業した場合であっても、実際に事業を開始してから売り上げを確保して事業を安定させるためには、約3か月は必要になると言われています。実際に、創業から事業が安定するまでの間に資金がなくなってしまったというケースもあります。

多くの創業者は、開業時に事業資金を確保しておきたいと考え、金融機関からの融資を申し込むことになります。

しかし、創業時は事業実績がない上、安定した売上もないため、「お金を貸してきちんと返済してくれるのか」を判断する材料が少なく、銀行等の金融機関から創業時に融資を受けることは難しくなってしまうのです。

 

そこで、創業時の代表的な資金調達手段のひとつに挙げられるのが、日本政策金融公庫の融資制度です。

政府が運営する金融機関である日本政策金融公庫では、創業前や創業時の融資を積極的に実行しているため、銀行などの金融機関よりも比較的融資が受けやすい傾向が見られます。

また、創業時に日本政策金融公庫からの融資を受けて実績を作っておくことで、企業としての信頼度もあがるでしょう。

しかし、日本政策金融公庫の融資審査に通るために、ご自身で完璧に準備ができる自信がある、という方は少ないのではないでしょうか?

 

日本政策金融公庫の融資審査に通過するために、しっかり準備を進めたい方は、融資サポートの実績がある「認定支援機関」に依頼するのも選択肢のひとつです。

「認定支援機関」とは?

認定経営革新等支援機関の略称でもある,「認定支援機関」は、小規模事業者や中小企業の経営上の課題を解決するために、事業計画を策定する支援を行うための機関です。

国が指定した「税務・金融・財務などに関する専門知識」「一定の実務経験を持つこと」など、いくつかの条件を満たした機関や個人が「認定支援機関」として認められます。

認定支援機関の資格は、商工会議所や金融機関などの機関だけでなく、税理士や会計士、弁護士などの個人でも取得することができます。

日本政策金融公庫の事業用の融資を申し込む際に、認定支援機関にサポートを依頼することで、より好条件で資金調達をすることが可能になります。

しかし、認定支援機関によって得意な分野は異なります。日本政策金融公庫の融資サポートを認定支援機関に依頼したい場合、サポート実績が複数ある認定支援機関を選択してサポートを依頼することが大切です。

認定支援機関に融資サポートを依頼する理由とは

それでは、認定支援機関に融資サポートを依頼する理由を確認していきましょう。

(1)融資審査の通過率が上がる

融資専門の認定支援機関であれば、どうすれば融資を受けることができるかのノウハウを豊富に持っており、審査通過に自信がない方の不安要素を解消してくれることでしょう。

具体的には、認定支援機関を通して申し込むことで、融資に必要な創業計画書などの書類作成のサポートを受けることができます。認定支援機関のアドバイスを受けて資料を作成することで、より説得力のある資料を作成することが可能になるでしょう。

創業のための課題や、創業後の経営に関する問題点を見つけ、解決のための糸口を探してくれますので、サポートを通じて事業をより円滑に進め、成長させるためのアドバイスを受けることも可能です。

また、日本政策金融公庫は全国各地に支店があります。ご自身で日本政策金融公庫の融資を申し込んだ場合、創業場所の管轄の支店を利用することになりますが、認定支援機関を経由して融資を申し込んだ場合、支店の指定が可能になります。

融資サポート業務の経験が豊富な認定支援機関に融資を申し込んだ場合、関係値が築けている利用しやすい日本政策金融公庫の支店を紹介してくれるでしょう。

当サイトを運営している株式会社SoLabo(ソラボ)も認定支援機関として日本政策金融公庫への融資サポートを行っています。

(2) 好条件で融資が受けられる

これから起業する業界での経験が十分で、自己資金もしっかり貯めている上、創業計画書もきちんと作成できている方は、ご自身で申し込みしても希望金額で融資を受けられる可能性はあるかもしれません。

しかし、少しでも融資の審査に不安がある方は、融資サポート実績がある認定支援機関に相談することで、ご自身が希望するよりも高い額の借入れを行えるかもしれません。

認定支援機関を経由して融資を申し込むということは、「この経営者にお金を貸しても大丈夫」というお金のプロからお墨付きをもらっていることにつながり、あなた自身の信用力が増すからです。

(3) 融資完了までの時間が短くなる

日本政策金融公庫で融資を受けるには、担当者との面談の調整や資料作成、面談対策などやるべきことがたくさんあります。自力で対応するのは非常に非効率で本来事業に割くべき時間も削られてしまいますし、書類に不備などがあれば審査期間が長引く可能性もあります。

認定支援機関に依頼せず自分で申し込みを行った場合、申し込みから融資完了まで目安として1か月半から2か月ほどかかってしまいます。

一方、認定支援機関にサポートを依頼した場合、1か月から1か月半ほどで資金調達が可能です。

自分で申し込む場合に時間がかかる主な理由は、申し込み~面談が組まれるまでにかかる時間が違うためです。

認定支援機関を経由した場合、日本政策金融公庫の担当者に直接依頼して面談を組むことができます。一方、自分で申し込むと、「まず日本政策金融公庫の窓口で申し込みをする→必要書類等の案内を受ける→必要書類などを準備してから担当者と面談を組む」という一連の流れが発生するため、この段階で半月ほど遅れが出てしまいます。

このように、認定支援機関を経由することで審査のための準備が効率的に進み、融資完了までの時間も短縮することができます。

日本政策金融公庫の審査期間はどれくらいか?

(4)補助金・助成金の申請ができる

認定支援機関に創業時の資金調達について相談することで、融資サポートのほかに、創業促進補助金やものづくり補助金、小規模事業者補助金などの補助金の申請サポートも受けることができます。

(5)資金調達後のサポートが受けられる

認定支援機関を通して日本政策金融公庫の融資を受けた場合、融資を受けたあとも定期的に経営のためのサポートを受けることができます。

経営に関して改善した方が良い点がある場合はアドバイスを受けることも可能です。

どうやって認定支援機関に依頼するの?

資金調達をするために認定支援機関にサポートを依頼する場合、融資サポートの実績が豊富な認定支援機関を選択するのがよいでしょう。

創業者によって、業種や創業の動機、創業までの経験などが異なります。多様なサポート実績がある認定支援機関にサポートを申し込むことで、それぞれの状況に合わせて柔軟に対応してくれるでしょう。

株式会社SoLaboでは、これまでに4,500件ほどの融資サポート業務を行ってきました。これまでの経験から、経営や融資サポート・アドバイスが可能なことはもちろん、事業用の資金調達に関してのノウハウも豊富ですので、お気軽にお問い合わせください。。

まとめ

創業時に事業資金を確保しておくことで、万が一の出費にも対応できます。事業を成功させるために、融資を受けて資金調達するのも検討してみてはいかがでしょうか。

当社株式会社SoLabo(ソラボ)では、無料で相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。

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株式会社SoLabo(ソラボ)は中小企業庁が認める認定支援機関です。

   

これまでの融資支援実績は6,000件以上となりました。

   

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