財務レバレッジが高いとは?財務レバレッジの基本を分かり易く解説!

財務レバレッジが高いとは?財務レバレッジの基本を分かり易く解説!

会社の資金の調達源泉は、大きく分けると他人資本と自己資本の2つに分けられます。

今回は、この他人資本を利用した財務効果について、分かり易く解説します。

財務レバレッジが高いとは?財務レバレッジの基本を分かり易く解説!

1.財務レバレッジとは

財務レバレッジとは、自己資本に対する総資本の大きさから、他人資本をレバレッジ(=テコ)と考えて、総資本に対する他人資本の利用度合いを示した指標です。

単純に言えば、財務レバレッジとは、総資産は自己資本の何倍となるかを表したものです。

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2.財務レバレッジの計算式

 

財務レバレッジは、総資産を自己資本で割る事で算出します。すなわち、自己資本を総資産で割って算出する自己資本比率の逆数となります。

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仮に、自己資本が1億円だとします。会社の資本を全て自己資本の1億円でまかなっている場合、財務レバレッジは1倍です。自己資本1億円に対して、総資産が2億円なら財務レバレッジは2倍、総資産10億円なら財務レバレッジは10倍となります。

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上の図を見て分かるとおり、財務レバレッジが高ければ高いほど、他人資本の利用割合が高いことが分かります。

3.財務レバレッジが高いってどういうこと?

財務レバレッジが高いということは、総資本に対して他人資本の利用が高いことを意味します。

総資産に対する他人資本の割合が高いほど、会社の資金調達の多くを負債でまかなっている事になり、会社は借入金の返済や利息の支払いに圧迫される可能性が高くなります。

 

逆に、財務レバレッジが低いということは、総資本に対する自己資本の割合が高いことを意味します。

自己資本比率が高いほど、総資産の多くが返済義務のない自己資本によって賄われていることになり、会社の安全性がより高いと判断することもできるでしょう。

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では、負債の利用度を極限まで抑え、財務レバレッジの値を低くした方が会社は優良だと言えるのでしょうか?

4.収益性が見込めるのなら、財務レバレッジを高くして事業に投資すべき

会社は事業に資本を投じ、事業活動を通して利益を獲得します。

将来的に高い収益性を維持できる事業があるのなら、会社はそこに資金を投入し事業を拡大させて、さらに多くの利益を獲得するべきでしょう。

すなわち、会社の事業に高い収益性や成長性が見込める状況であれば、負債の割合が増えるとしても、銀行から資金を借り入れて収益性の高い事業にその資金を投資することは、結果的に会社の収益を増加させることに繋がるのです。

 

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他人資本を利用して、積極的に事業へ投資するのは悪いことではないのです。

会社の成長のために財務レバレッジを高めるのは有効な経営手段の一つです。

5、財務レバレッジまとめ

 

今回は、財務レバレッジの基本的な考え方を解説しました。

会社を大きく成長させるためには、事業への積極的な投資も必要になります。事業の収益力を測り、効率的な投資を検討してみてはいかがでしょうか。

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