企業概要書とは

日本政策金融公庫と初めて取引をする際に、「企業概要書」の提出を求められることがあります。

この「企業概要書」はどういうものなのか、融資審査でどのような役割を果たす書類なのか分からない方も多いのではないでしょうか？

今回は、この「企業概要書」について詳しくお話していきます。
なお、詳しい書き方については下記記事で解説していますのでこちらをご覧ください。

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1.企業概要書って？

「企業概要書」は、政府系金融機関である日本政策金融公庫と初めて取引をする際に必要な書類の一つです。
「企業概要書」に記入する内容は以下の6つの項目に分かれます。

（1）企業の沿革・経営者の略歴等

（2）従業員

（3）関連企業

（4）お借入の状況

（5）取扱商品・サービス

（6）取引先・取引関係等

企業概要書には、企業や経営者自身の略歴といった紹介のための項目はもちろん、客単価や売り上げシェアなど具体的な数値が必要な「取扱商品・サービス」など事業にまつわる情報を網羅的に記載します。

なお、「お借入れの状況」にはカードローンや消費者金融からの借入状況を記載することになります。記入前に、ご自身の借入状況をきちんと把握しておきましょう。

融資が受けられるかどうか事前に専門家に相談したいという方には当社株式会社SoLaboの診断フォームからお問い合わせください（診断無料）。

企業概要書の内容を見て、「創業計画書と似ているな」と感じた方も多いのではないでしょうか？

創業計画書は、まだ事業が始まっておらずこれから進めていく段階で創業融資を申込む際に必要になってくる書類です。

一方、企業概要書は事業を開始している段階で1期目の決算を終了し、融資を申込む際の必要書類です。
なお、1期目の決算を終了していることで、決算書の提出も必要です。

日本政策金融公庫との取引が、創業前なのか創業後なのかで、準備する書類は違うということが分かります。

融資を申込む際に企業概要書を提出する理由は、企業概要書はいわば会社のプロフィールを説明する書類なので、金融機関に対して会社をアピールする役割を果たすからです。

融資担当者は、企業概要書を見て、「どんな会社なのか」「どのくらいの利益があるのか」「返済の見込みはあるのか」等、融資に関わる重要なことを判断していきます。

「企業概要書」一枚で、融資を受けられなくなってしまうことも珍しくなく、それほど重要な書類なのです。

そのため記入の際には、会社の紹介を第三者が読んでも分かりやすく書くことはもちろん、返済計画についても具体的な根拠のある説得力のある文章で、また、将来性のある会社だということが伝わるように記入することが望ましいです。

もし融資を受けるための企業概要書を作成している場合、融資サポートのできる認定支援機関に確認してもらうのがおすすめです。

当社SoLaboも認定支援機関として、これまでに3,700件を超える融資サポートの実績がありますので、あなたの作成した企業概要書が金融機関の担当者から評価されるかどうかを確認できます。

もしまだ書類作成していないようでしたら、作成代行も可能です。相談は無料なので、お気軽にお問合せください。

今回は、日本政策金融公庫で融資を受ける際の必要書類「企業概要書」についてご説明しました。
融資審査に通過するかどうかを左右する重要書類なので、金融機関の担当者に伝わりやすい内容にすることを心がけましょう。

企業概要書の書き方のポイントについては、下記記事をご覧ください。

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