最近『大学生・高校生社長』というように、学生起業家がメディアで取り上げられるようになりました。それらを見て、「学生で起業なんて大変そう」と感じる方も多いと思います。
しかし大変な思いをする分、学生で起業するからこそ得られるメリットも実は大きいのです。今回は学生起業家になることのメリットについて解説します!
1.起業・ビジネスに必要なアドバイス・チャンスを得やすい
学生起業家は、学生全体の約1%と言われます。
起業をすること自体大変であり、さらに経験が少ない学生であると、周囲は「何か助けてあげよう!」という気持ちが生まれやすいです。そのため学生起業家は、周囲から仕事・経営を行う上で必要なアドバイスや人脈を広げるようなチャンスを得やすいのです。
また学生起業家はビジネス上で何かしら失敗しても、相手に「まだ学生だし、分からない事があっても仕方ないな。教えてあげよう。」と多めに見てもらいやすいです。(※もちろん失敗した場合は「経験を積むことができた」と捉え、今後は同じような失敗をしないという姿勢を持つことが大事です。)
このようなメリットは社会人になってからだと得ることは難しく、起業を目指す学生だからこそ得ることができるものです!
2.他の大学生とはひと味違う、経験を積める

先述のとおり、学生起業家は学生全体の約1%と言われています。ほとんどの学生がサークルやバイト・研究に取り組んでいる中、『起業』にしっかり取り組むことはとても貴重な経験となります。
また『起業』という経験は、企業に就職する時も有利になります。
なぜかというと、採用する側は「起業という経験があることは、実際にビジネスを行った『経営者としての視点』を既に持っている」と高く評価することが多いです。
起業は成功しても・失敗しても、経験としてプラスになることは間違いないと言えるでしょう。
3.『やりたいこと』を実現できる
会社に就職してしまうと、あらかじめ決められた仕事内容や給料などに従わなければならないことが多いです。それらを自分の力で変えようと思っても、なかなか変えることは難しいです。
しかし起業すると、会社が行う仕事内容・目指す方向性だけでなく、お金の使い方までも起業家自身が決めることになります。つまりビジネスとして成り立つものであれば、『起業』は起業家自身がやりたいことを実現するための手段になることができます。そのためにも、ビジネス・経営に必要な知識などを身につけることが重要です。
まとめ
起業するということは、負債・倒産などの大きなリスクを抱えることになります。さらに学生であれば、サークルなどの学生時代にしか得られない楽しみを、起業することによって失うでしょう。
しかし「起業したい!」という強い意志を持っている学生であれば、起業することによって今回書いたメリット以上のものが得られるかもしれません。ぜひ起業を目指す学生の皆さんは、起業することのメリット・デメリットをしっかり理解し、起業するための必要な準備を始めましょう。