売掛金の入金が遅く、仕入れ資金が不足しがちという会社も多いのではないでしょうか?
今回は、このような方にオススメの2つの資金調達方法をご紹介していきます。
目次
1、仕入れ資金が不足と予想できるのであれば、早めに日本政策金融公庫で借り入れを!
日本政策金融公庫で融資を受ける場合には、借りるまでに約1か月の時間がかかります。
そのため、仕入れ資金が1カ月以上後に不足すると予想できている場合には、日本政策金融公庫からの借入をオススメします。
日本政策金融公庫は、中小企業に対する融資を得意としております。
そのため、初回の融資としては、2,000万円以下になるとお考えください。

創業7年以内の方であれば、中小企業経営力強化資金という制度を利用することによって、担保なしで、かつ、保証人も不要で融資を受けることができます。
担保なしで保証人不要にもかかわらず、金利も2%以下で借りられるので、最もよいオススメな資金調達方法といえるでしょう。
中小企業経営力強化資金制度の詳細は、下記サイトをご参照ください。
中小企業経営力強化資金を利用して、金利を安く融資を受けよう!
日本政策金融公庫について詳しく知りたいという方は、下記サイトにすべてを記載しておりますので、是非ご参照ください。
2、いますぐ仕入れ資金が必要な方は、ファクタリングを検討すべき?
ファクタリングを今まで知らなかった方も多いかと思います。ファクタリングとは、売掛金を売却して、現金化するものです。
土地を担保に借入するのは一般的な考え方ですが、ファクタリングは、売掛金を担保にお金を借りるイメージです。

ファクタリングについての詳細は、下記サイトをご参照ください。
ファクタリングは、売掛金がある会社であれば、早ければ翌日に現金化することができます。
すぐに現金化できてしまうため、手数料が高いのですが、仕入れ資金を確保できれば将来の売り上げが見込めるのであれば、その手数料分、利益率は下がってしまいますが、ファクタリングの手数料を払ってでも利益がでるのであれば、ファクタリングを利用しても問題ないでしょう。
例えば、仕入れが500万円で、この仕入れ資金を調達できれば、売上が1,000万円計上できるとします。仮にファクタリングの手数料が100万円だった場合、
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上記の例のように、仕入れ資金を確保できれば売り上げが見込めるなど、一時的な資金調達として利用する場合を除いて、ファクタリングの利用はおすすめできません。

★ファクタリングを利用した際のメリット
①売掛金があれば、すぐに現金化できる
②売掛先が倒産しても、自分の会社には支払義務は生じない。
③売掛金の売却であるため、信用情報に傷がつかない
④金融機関の融資に通らなかった方でも利用できる可能性がある
【補足】ファクタリングとビジネスローンはどっちがお得?
ファクタリングは、売掛金を売却しているだけで借り入れではないので、将来の返済義務はありません。
ビジネスローンは、借入ですので、返済義務が生じます。
長年に渡って借りる場合には、ビジネスローンでは多くの利息を取られてしまいますので、ファクタリングが有利になるケースが多いでしょう。
まとめ
仕入資金が不足している場合、今すぐお金が必要であれば、ファクタリング。お金を用意するまでに時間がある場合には、日本政策金融公庫からの借入がオススメでしょう。
