会社設立の流れとは?どんな手続きがあるのか?

会社設立の流れとは?どんな手続きがあるのか?

「会社を設立!!」と決めたのはいいものの、何から手を付けたらいいのか、分からないままでは何も進みません。

今回は、会社を設立する際の流れと、必要となってくる手続きにはどんなものがあるのか、また会社設立に関係する基礎知識をご紹介していきます。

会社設立を考えている方は、基礎知識も踏まえて手順をしっかりと押さえ、スムーズに進めていけるようにしておきましょう。

1.会社設立の基礎知識

会社を設立する前に、前もって決めておかなければならない、知っておいた方が今後もスムーズに進んでいく事についてお話していきます。

会社の種類

会社設立と聞いて、多くの人は「株式会社」を思い浮かべるかもしれません。

ですが、会社にも色々な種類があり、場合によっては、“「株式会社」にしない方がいい”、という結果になる事もあるかもしれません。

一般的に知られている会社の種類を例に、それぞれの特徴を下記図にてまとめてみました。

会社設立の流れとは?どんな手続きがあるのか?

それぞれの特徴を見たうえで、「株式会社」ではない方が自分に合っているかもしれない、と感じた方も多いのではないでしょうか?

まずは、どの会社形態で進めていくのかを明らかにしましょう。

会社設立の手続きはどの先生に依頼するべき?

会社を設立する際は、設立にかかる手続きを、税理士の先生や、司法書士の先生にお願いするのが一般的です。

ですがこの手続きの依頼は、他の先生でも可能で、各先生によって得られるメリットも変わってきます。

それぞれの先生に依頼した際の、メリットとデメリットは以下の通りです。

どのような会社を設立していきたいのかを明確にしたうえで、依頼するようにしましょう。

会社設立の流れとは?どんな手続きがあるのか?

目次「1.」の事を踏まえて、実際の手順を見ていきたいと思います。

2.会社を設立するまでの手順

会社設立の流れとは?どんな手続きがあるのか?

会社を設立するまでの手順は、上記図のように進んでいくことを覚えておきましょう。

次に、それぞれの段階で、どのようなことをすれば良いのかを、ご説明していきます。

会社設立の準備

(1)商号の決定

まずは、一番大切な部分ともなる商号を決定しましょう。

商号というのは、会社名の事を指します。

商号は自由に決めることができますが、当然、注意しなければならない点もいくつかあるので覚えておきましょう。

【注意①】同じ住所に同じ商号が存在する場合は、登記が不可

あらかじめ、本店所在地を管理している法務局に対して、似ている商号がないかどうかの確認をしておきましょう。

【注意②】会社法はもちろんの事、不正競争防止法等にも気を付ける

例を出してご説明すると、銀行業務を行う会社ではないのに“銀行”­という言葉を商号に使用することなど、混乱を引き起こす言葉を使用することは、法律の関係上、禁止とされています。

【注意③】使用可能な文字や符号は、制限がある

特に気を付けてほしいものが、符号です。

符号の中でも「.(ピリオド)」に関しては、省略を意味するもの以外は、原則上、先頭と末尾に使用することが不可とされています。

(2)印鑑の作成

登記申請を行う際に提出する申請書と同時に、会社の代表印の届出を行う必要があります。

この代表印は、申請書にも捺印する箇所があります。

印鑑の作成には、申込から出来上がりまで、多少時間がかかることもある為、法務局での商号の確認が取れ次第、早い段階での作成申込が理想です。

また、設立を行うにあたって、代表印意外にも4種類の印鑑が必要となってくるため、これらも早い段階で準備しておくようにしましょう。

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定款の作成と認証

(1)定款の作成

次に行うこととして、定款の作成です。

定款というのは、別名で「会社の憲法」とも呼ばれていて、会社を運営していくうえでの基本的なルールや運営方法を定めたものになります。

会社運営は、主に定款に基づいて行われていくことになる為、会社を設立する際には必ず作成しなければならないものになります。

作成の際には、記載しなければならない「絶対的記載事項」というものがあり、この記載がない場合は、定款自体が無効なものとなってしまう為、注意しましょう。

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(2)定款の認証

定款の作成が完了したところで、第三者を通して記載されているものが正確なものかどうかを証明してもらわなければいけません。

これを、「定款の認証」と言います。

定款の認証は、「公証役場」(本店所在地を管理している法務局に所属している公証役場に限る) にて行います。

定款認証は、紙で行う定款とPDFを使用して行う電子定款の2種類があります。

紙で行う定款に関しては、収入印紙代が4万円も必要となりますが、電子定款を使用した場合は、収入印紙代がかからずに行うことができるため、電子定款を利用することをオススメします。

資本金の払込み

定款の認証が完了後に、資本金の払込みを行う必要があります。

現在では、資本金が1円でもあれば会社設立が可能となっていますが、実際には100万円~1,000万円ほどの資本金があると、理想的と言えるでしょう。

資本金の払込み方法については、以下の通りです。

会社設立の流れとは?どんな手続きがあるのか?

払込みに際して、注意しなければならない点が3つほどある為、合わせて確認しておきましょう。

【注意①】資本金となる金額を新たに振込むこと

仮に、自分名義の口座に資本金額の残高があったとしても、資本金が“振込”となるように新たに資本金分を振り込まなくてはなりません。

【注意②】入金された合計額が、資本金の金額と一致していること

多くなっても、少なくなっても良くないのです。

【注意③】振込の際に、振込をした人の名前と発起人の名前が一致していること

設立手続きを実際に行う人と振込を行う人が同じ人であるようにしましょう。

登記書類の作成と申請

(1)登記書類を作成

資本金の払込みが完了した後に、登記書類の作成を行いましょう。

登記を行うことで、会社が法人として認められることになります。

登記書類の内容は、「登記申請書」と「添付書類」を製本し、法務局へ提出します。

製本する際は、「印鑑証明書」以外の書類を重ね合わせ、製本を行います。

また、「添付書類」は会社の種類によって異なる為、以下の図を参考に、登記書類の作成を行いましょう。

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(2)会社設立の登記申請

登記の申請は、資本金の払込み後、2週間以内に行うようにしましょう。

提出先は、会社の本店所在地を管理している法務局となり、提出方法としては、「書類を直接持っていく」「窓口で手渡す」「ボックスに入れて提出」「郵送による提出」があります。

提出に関する注意点を下記で確認しておきましょう。

【注意①】登記申請書を提出した日=会社を設立した日

よく間違えられやすいのが、登記の手続きが完了した日が、会社を設立した日となる、ということですが、実際には、登記申請書を提出した日が会社を設立した日となることを覚えておきましょう。

【注意②】収入印紙は提出の直前に貼ること

登記申請書に貼付する印紙は高価なものです。

申請書に不備があっては、せっかく購入した印紙が無駄になってしまう為、まずは、書類をチェックしてもらい、提出できる状態になったうえで、印紙を貼るようにしましょう。

【注意③】郵送で提出する場合は「書留」「配達記録郵便」を選択

もちろん、普通郵便でも問題なく提出は可能ですが、確実に届いているかどうかの確認はできません。

会社を設立する為の重要な資料となる為、「書留」「配達記録郵便」とすることをオススメします。

また、郵送の場合は書類が到着した日が会社を設立した日となります。

会社の設立日には、多くの方がこだわりを持っているかと思います。

その為、郵便局の窓口にて、配達日指定で郵送することも一つの手として考えられます。

会社設立後の手続き

登記も無事に完了し、会社を設立したとしても、気を抜いてはいけません。

設立後に行う手続きもいくつかあるため、見ていきましょう。

手続きが一気に増えてしまいますが、面倒と思うものこそ先に終わらせておく方が、後々楽にも感じますので、済ませておくことをオススメします。

­(1)登記事項証明書の取得

登記完了後には、登記事項証明書を取得することができます。

この証明書の取得方法は、「窓口」「郵送」「オンライン」が可能となっています。

(2)印鑑証明書の取得

登記事項証明書と同様で、取得方法は「窓口」「郵送」「オンライン」が可能となり、会社設立後には、銀行口座の開設等で印鑑証明書が必要になってくることが多くあります。

その為、登記事項証明書と合わせて、数枚用意しておくことをおすすめします。

(3)税務署への届出や申告

法務局での手続きの完了後には、本店所在地を管理している税務署での手続きがあります。

届出が必要なものは以下の通りです。

会社設立の流れとは?どんな手続きがあるのか?
【注意】都道府県税事務所と市町村役場へも届出を行う

税務署への届出が完了した後に、同じものを都道府県税事務所と市町村役場へも提出することを忘れないようにしましょう。

(4)社会保険関係での手続き

会社設立直後は何かとお金がかかります。

その為、社会保険関係に加入をしていない会社も多く存在しますが、法律上、加入をしなくてはなりません。

加入が必要な保険についてまとめたものが以下のものとなります。

会社設立の流れとは?どんな手続きがあるのか?

3.会社設立に関する手続き一覧

会社を設立するまでには、色々な手続きがあることが分かりました。

沢山ありすぎて訳が分からない、という方も居たかもしれません。

改めて、関係する手続きについてまとめましたので、登記前に行うことなのか、登記後に行うことなのか、はっきり分かるようにしておきましょう。

会社設立の流れとは?どんな手続きがあるのか?

まとめ

今回は、会社設立の流れや手続きについてご説明しました。

会社を設立しようと考えている方はもちろん、今後設立したいと考えている方にも知っておいてほしいことばかりです。

設立を進めていく中で、【注意点】にも気を付けながらスムーズに設立を目指していけるのが、一番望ましいと言えるでしょう。

また、個人で行うことも可能ですが、今後の事も考え、問題点なく進めていく為には、専門家に相談をしながら進めていくことをオススメします。

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