創業時に日本政策金融公庫でお金を借りる場合の返済期間は、5年以上!?

創業時に日本政策金融公庫でお金を借りる場合の返済期間は、5年以上!?
株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
融資支援業務に力を注ぎ、現在では400件以上の融資支援を行っている。

日本政策金融公庫でお金を借りる場合、返済期間は何年なのか?と疑問を持ったことはないでしょうか?

今回は、日本政策金融公庫で融資を受けた際の返済期間について、ご紹介していきます。

1、創業時に日本政策金融公庫で融資を受けた場合、返済期間は、5年以上?

例えば、創業時などに利用できる「女性、若者/シニア起業家支援資金」の場合、日本政策金融公庫のホームページでは返済期間が設備資金で20年以内、運転資金で7年以内と記載されています。

しかし、実際の返済期間としては下記で設定するケースが一般的です。

運転資金は、5年~7年

設備資金は、5年~10年

そのため、一時的にお金を借りて、すぐに返済します!という返済の組み方もできなくはないようですが、一時的な借入に使うケースは多くはないようです。

2、返済期間は、自分で自由に選べるの?

日本政策金融公庫で融資を受ける場合、返済期間を選ぶことができます。

設備資金と運転資金で、選ぶことができる返済期間が異なります。

(1)設備資金の返済期間

設備資金の返済期間は、基本的に5年以上10年以内

(2)運転資金の返済期間

運転資金の返済期間は、基本的に5年以上7年以内

返済期間は申し込みする方が都合の良い期間を選択することができますが、審査によっては希望よりも短く設定される場合もありますので、ご注意ください。

3、設備資金や運転資金には、どのようなものが入るの?

ここでは、どのようなコストが設備資金や運転資金になるのかをご紹介していきます。

(1)設備資金に該当するものとは?

美容室を例に、設備資金の例をご紹介していきます。

・店舗内装費用

・店舗外装費用

・椅子

・シャンプー台

・備品

・保証金

・車

・ホームページ作成費用

など

上記が、設備資金となります。

基本的に、会計上資産計上するものを、設備投資に計上するとお考えください。

《ポイント》

店舗を取得費のうち、保証金または敷金が、設備資金の内訳に計上することができます。

(2)運転資金に該当するものとは?

・仕入れ

・広告宣伝費

・人件費

・地代家賃

など

運転資金の合計金額は、月の予定売上の3ヶ月分程度が理想と言われております。

4、少しでも毎月の返済金額を少なくする方法とは?

返済期間は、設備資金が最長10年、運転資金が最長7年となりますので、なるべく長い期間を希望することで、毎月の返済金額を低く設定することができます。

また据置期間の設定を希望することで、創業当初の返済負担を軽減することもできます。据置期間については、下記記事で詳しく解説しておりますので、ご覧ください。

日本政策金融公庫の据置期間とは?意味、読み方、設定のメリットを解説

5、返済期間はどのくらいにすればいいの?

基本的な考えとしては融資希望金額と毎月返済できそうな金額を計算し、返済期間を何年にすればよいのかを計算しましょう。日本政策金融公庫のホームページに返済シミュレーションがありますので、活用しましょう。

日本政策金融公庫 事業資金用 返済シミュレーション

また返済期間や据置期間の決め方については下記記事で詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。

借入の返済期間や据置期間は、どうやって決めるべき?

まとめ

日本政策金融公庫は、短期的な融資よりも長期的な融資に強いです。

返済期間は、基本的に、5年以上になるということを覚えておきましょう!

※例外として、「返済期間を希望よりも短くなっても問題ありませんか」と日本政策金融公庫の担当者から提案されることもありますので、その点はご注意ください。

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